【Q&A】セルフメディケーション税制

今回のコラムは1月9日にお送りしたコラム「上手に使おう!セルフメディケーション税制」の続きです。

前回のコラムでは、セルフメディケーション税制の概略説明や、減税額の基本的計算を中心にお送りしました。

実はヒカル先生の正月気分を吹き飛ばすために、このような固い話題を取り扱ったのですが、意外や意外なものでヒカル先生の周りではけっこう評判になりました。

 

その声をちょっと紹介しますと、

「最近TVでセルフメディケーション税制のニュースを見て、ちょうど興味を持っていたところだったんだよ。」

「2月の確定申告が始まる前に知って良かった。」

「ドラッグストアで購入した時のレシート探してみるよ。」

と言った声がやっぱり多かったですね。

 

やっぱりお金が少しでも戻ってくるというのは嬉しいですし、時期的にそろそろ確定申告が気になりだす頃です。

ちょうど良いタイミングだったみたいですね。

 

でも、興味があることは誰でも色々と聞いてみたくなりますよね。

ヒカル先生もすぐには答えられない質問をたくさん受けてしまいました。

そんなときはヒカル先生、「良い宿題をいただきました。次回にお会いする時までに調べておきますね。」とお決まりのトークです。

今回のコラムでは、そんなヒカル先生を困らせる質問に対してヒカル先生がひとつひとつ丁寧にわかりやすい言葉で説明します。

 

では、今回のコラム「【Q&A】セルフメディケーション税制」のスタートですよ。

 

セルフメディケーション税制のよくある質問その1

セルフメディケーション税制の計算方法

今回の制度は新しい制度ではあるのですが従来からある医療費控除の特例です。

従来通り10万円を超えた医療費の所得控除か、セルフメディケーション税制のどちらかの選択制です。

ですから、「いったいどちらがお得なの?」と気になりますよね。

 

Q1「医療費の所得控除、セルフメディケーション税制のどちらかを選択したらお得?」

いきなり困った質問から始まりました。

 

この質問を正確に答えるとなると

「その人の条件による」

という、正解でありながらある意味とても無責任な答えになってしまいます。

ですので、一般例として前回のコラムで取り上げた例を使って説明しましょう。

セルフメディケーション税制の計算例

 

この図1の例は、OTC医薬品の控除が8万8千円、所得税率が20%の方の試算です。

セルフメディケーション税制を使うと2万6400円が減税となります。

この方が医療費の所得控除を使うとしたら、セルフメディケーション税制の減税である2万6400円と同じになる年間医療費はいくらなのか計算してみました。

 

その結果・・・なんと18万8千円となります。

 

どのような計算をするかというと、

(年間医療費-10万円) × (所得税率20%+個人住民税率10%)ですので、

(188,000-100,000) × 30%=26,400円となります。

 

ですので、図1の方でしたら年間の医療費が18万8千円を超える場合は従来の医療費の所得控除を利用した方がお得になります。

もうひとつ、下の図2の例で計算してみます。

セルフメディケーション税制の計算例2

 

こちらはOTC医薬品の控除が8万8千円、所得税率が33%の方の試算です。

セルフメディケーション税制の減税3万7840円と同じ減税となる年間医療費は18万8千円となります。

 

図1、図2の例でも同じ金額18万8千円になってしまいました。

感の良い方や計算に強い方は、もうこのからくりに気付いてしまったことでしょう。

 

そう、ポイントは差引金額にあるのです。

 

つまり、セルフメディケーション税制は購入したOTC医薬品の合計から1万2千円を差し引きます。

対して医療費の所得控除は、年間医療費の合計から10万円を差し引きます。

そして差し引いた残額が控除額となるのですが、その後に掛ける税率はセルフメディケーション税制でも医療費の所得控除も一緒です。

 

もっとわかりやすく言うと、OTC医薬品の購入額は1万2千円からいくら超えたか、年間医療費は10万円からいくら超えたか、を比べれば良いのです。

つまり、OTC医薬品購入が1万2100円(差引後は100円になる)、医療費が10万円(差引後は0円になる)としたらセルフメディケーション税制の方がわずかにお得となります。

セルフメディケーション税制の比較

上記の例ではわずか30円の差ですが、減税される金額は購入費・医療費が高いほど、また所得税率が高くほどに増えていきますよ。

 

セルフメディケーション税制 よくある質問その2

セルフメディケーション税制の詳細

Q2 「購入した証拠となるレシートなどの証明書類をなくしてしまったらどうしら良いの?」

A2  この質問も良く受けました。

基本的には手元にある分しか確定申告ができません。

ダメもとで購入先にレシートの再発行をお願いしてみましょう。

 

Q3「ネット販売でOTC医薬品を購入したのですが、領収書の原本はありません。でも自宅のプリンタで印刷した領収書はあるのですが、これで大丈夫でしょうか?」

A3  最近はネット販売が普及しましたのでこのような問題も多いですね。

証明書は購入先から発行された原本でないと認められません。

このような場合も購入先に連絡して証明書類を発行してもらう必要があります。

ですが、ネット販売の振込はクレジットカード払いや銀行振込が多く、領収書は発行しない事業者もあります。

あらかじめ購入前に確認しておくと良いでしょう。

 

Q4「セルフメディケーション税制の開始は平成29年1月1日ですが、平成28年の年末に注文して先払いし、品物は平成29年1月1日以降に受け取りました。この場合は制度を使えますか。」

A4  ネット販売だけではなく実際の店舗での購入でも欲しい品物が品切れだったりすると、予約で先払いをすることもありますよね。

でも残念ながら、実際に支払った日が平成29年1月1日以降でないと制度は使えません。

このようなケースは運が悪かったとあきらめるしかないです。

 

Q5「対象の医薬品はどんなものがあるか知りたい」

A5  これも気になりますよね。

対象となる品物をここで紹介したいところですが、対象となる品物はすでに1500品以上もあり、これからも随時追加されていきます。

ですので、気になる品物があれば厚生労働省がホームページに掲載している情報を確認してみましょう。

ですが、その資料はPDFになっていてページ数も40ページ以上の資料です。

でも、あいうえお順に並んでいますので、品物名が分かればそんなに時間はかからないで調べられると思いますよ。

 

 

まとめ

セルフメディケーション税制のまとめ

いかがでしたか。

今回はヒカル先生が受けた質問5つをQ&A方式でお送りしました。

ですがヒカル先生は税の専門家ではありませんので、実際の確定申告の際は確定申告の窓口の方の指示に従ってくださいね。

 

セルフメディケーション税制の確定申告は本年度が最初となります。

ですので、窓口になった担当者も戸惑うことがあるかも知れません。

 

またレシートの再発行などをお店の方に依頼して断られたとしても、お店の方を恨んだり困らせるようなことはつつしみましょうね。

では、実際の確定申告の時期まで、あと1ヵ月ほどです。

申告期限は3月15日なので時間がまだあると思わずに、早め早めの準備をして戻ってきたお金で美味しいご飯でも食べましょう!

でも、ちゃんと健康のことを考えて暴飲暴食は控えてくださいね。

交流磁気治療器のレンタルなら磁気.comへ!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です