【腎不全】人工透析とはどんな治療?

人工透析とは。

腎臓の障害が進行すると元の機能を戻すことは難しく、人工腎臓のダイアライザーという機械を使った治療が行われます。

さらに腹膜透析というもうひとつの治療も紹介します。

 

人工透析って何

人工透析とは

今回のコラムは前回お送りした「生活習慣病は腎臓の働きにどんな影響が?」の続きになります。

腎臓の4つの主な働きを解説し、なぜ糖尿病が腎臓に大きな負担を掛けてしまうのか、ということを説明させてもらいました。

そして、前回のコラムの終わりに皆さんと約束した通り、今回は人工透析について詳しく説明をしていきます。

 

腎臓は肝臓のように強い臓器ではありませんので、一度ダメージを受けてしまうと本当に治療が大変になります。

 

というよりも、腎臓の機能が低下してしまうと元通りの働きに戻すことはまず不可能であり、これ以上機能が低下しないように維持する、進行を遅らせるといった治療になってしまうのです。

 

そのためヒカル先生は、「私達の腎臓はとてもかよわく大切な存在」であるということを皆さんによ~く分かってもらい、愛らしいペットのように腎臓をいたわってほしいという気持ちいっぱいで、今回のコラムをお送りします。

では、そろそろ今回のテーマである「人工透析」について解説していきますが、皆さんは人工透析について、どんなイメージをもっていますか?

 

おそらく

「週に何回も病院に行って、寝泊りしなくてはならない大変な治療。」

というイメージをほとんどの方がお持ちかと思います。

 

そうです。

これは透析治療を受ける方の90%以上が行っている「血液透析療法(HD)」の特徴です。

 

血液透析とは、血液を人工腎臓であるダイアライザー(血液透析器)と呼ばれる機械に通して、血液中の余分な水分や老廃物を取り除きます。

そしてダイアライザーできれいに浄化した血液を、再び体内に戻していきます。

 

さらにもう少し詳しく説明すると、

人工腎臓であるダイアライザーに血液を送るためには、シャントと呼ばれる血液の取り出し口を作る手術が必要になります。

これは腕の動脈と静脈をつなぎ合わせて太い静脈にしたものですが、シャントの位置は利き腕の反対の腕の手首に作ることが一般的であり、手術は局所麻酔をして約1~2時間程で終わります。

 

そしてシャントに血を取り出すための針と、浄化した血液を戻すための針を差し、1分間に約200ミリリットルの血液を取り出し続け、大体4時間の時間を掛けてダイアライザーで血液をろ過していきます。

これを1週間に2~3回行うのが血液透析です。

 

このように大変な苦労を伴う血液透析ですが、1回4時間を週3回行ったとしても12時間です。

つまり腎臓が1週間168時間働いている仕事を12時間で行っているとも言えますが、やはり24時間年中無休で働いていた腎臓の働きには及びません。

それで1回の透析時間を長くして、週に18時間以上の長時間透析をされる人もいらっしゃいます。

 

もうひとつの人工透析 腹膜透析

腹膜透析とは

日本では人工透析といえば血液透析ですが、もう一つの人工透析方法が主流という国もあります。

 

それは、「腹膜透析(PD)」です。

 

腹膜とは胃や腸などの内臓を覆っている薄い膜のことですが、腹膜の機能を利用して血液をろ過する方法です。

 

こちらを詳しく説明すると、

透析液と呼ばれるナトリウム、カリウム、カルシウムなどの電解質やアルカリ剤が溶け込んだきれいな液体をお腹の中に入れておきます。

そうすると腹膜を介して血液中の余分な水分や老廃物が透析液に移動します。

そして、余分な水分や老廃物で汚れた透析液と、新しい透析液を交換するという方法が腹膜透析です。

 

この腹膜透析には2種類の方法があります。

ひとつ目は、自動腹膜透析(APD)と言って、機械をセットして透析液の交換を行う方法です。

治療には8~10時間かかりますので睡眠中に行うことが一般的です。

 

もう一つは、連続携行式腹膜透析(CAPD)と言って、1日に2~4回、自分で透析液を交換する方法であり、透析液の交換に掛かる時間は30分位です。

 

ちなみに、この2つの腹膜透析の割合は、自動腹膜透析(APD)が70%、連続携行式腹膜透析(CAPD)が30%と言われています。

腹膜透析のメリットは、何といっても通院の手間が大幅に減ることです。

血液透析では1月に10回以上も通院しなくてはなりませんが、腹膜透析は月に1回か2回程度になりますので、これはとても大きなメリットになるでしょう。

 

ですが腹膜透析にもやっぱりデメリットがあり、透析液を出し入れするためのカテーテルというチューブをお腹に埋め込む手術が必要になります。

しかもこのカテーテルの一部は体の外に出てしまう見た目の問題があり、感染症をおこさないよう清潔に保たなくてはなりません。

 

また、腹膜の働きも限界があり、数年後に血液のろ過機能が弱くなってしまうことがあります。

そうなると腹膜透析から血液透析に切り替えることも必要になってきます。

 

透析の費用

人工透析の費用

人工透析は、血液透析、腹膜透析ともに大掛かりな治療方法になりますので、1月に掛かる治療費は血液透析で40万円、腹膜透析で30~70万円程度と非常に高額です。

 

しかし、この金額は保険が適用される前の金額です。

現在は公的な助成制度が確立しており医療保険の特例が適用されます。

 

もちろん手続きは必要ですが、人工透析は長期の高額疾病病(特定疾病)と扱われ、一月の自己負担は1万円が上限で、人工透析治療を受けることができるのです。

※一定以上の所得のある人は2万円が上限です。

 

このように、例え人工透析が必要になってしまったとしても費用の面では公的なバックアップが充実していますので、経済的な理由で治療を受けられないっていう心配はまず大丈夫でしょう。

ですが、これはちゃんと健康保険料や国民保険料をしっかり納めていることが前提です。

もちろんこのコラムの皆さんは大丈夫かと思いますが、もし保険料を滞納していますと、いざっというときに本当に困ります。

 

ヒカル先生の余計なおせっかいかと思いますが、保険料の納付が困難なときは早めに役所の国民保険課の窓口で相談しましょう。

いろんな制度について教えてくれたり、納付を分割にしてもらえたりと、柔軟に対応してくれることがありますからね。

 

まとめ

人工透析のまとめ

現代の医学では、腎臓のような人体の大切な臓器でも特別な医用機械で補うことが可能になりましたが、やっぱりそれには大きな設備とコストが必要で治療を受ける方だけではなく、ご家族の方も大変な苦労が伴います。

 

ですが今は公的な保険制度も充実し、通院にはホームヘルパーの資格を取得したドライバーさんがお手伝いしてくれる介護タクシーというサービスもあります。

透析治療は一生続く大変な治療となりますが、お医者様、ご家族の協力だけではなく地域や行政の福祉・介護サービスも利用していきましょう。

 

最後に、病気の発症や進行は遺伝的な要素もありますので、自分だけの責任とは言えない部分や致し方ないこともあります。

しかしながら、大きな病気の裏には、暴飲暴食や喫煙などの生活習慣による影響も大きいことも事実です。

 

 

ヒカル先生は毎度のように血液の大切さを訴えていますが、

それは多くの病気の発端は血液の流れが悪いことから始まるからです。

 

 

ですので、日頃から血液の流れを良くしておくことはとっても大切かつ有効な病気予防になるのです。

血行が良くなるとどんな変化が起こるかと言うと、毛細血管が活発になり、細胞のひとつひとつまで大切な栄養素や酸素が届けられます。

そして元気になった細胞は新陳代謝がよくなり免疫力が強化、自然治癒力が高まって病気にも負けない強い身体になるのです。

 

でも、ヒカル先生は悩みました。

それは本当に病気で弱っている人は、血行を良くするための運動自体が出来ないのです。歩くことさえ本当に大変なんです。

 

そんな人でも血行を良くするためにはどうしたら良いか。

それがこのサイトのタイトルにもある「磁気」だったんです。

 

ヒカル先生は、少しでも多くの皆さんに磁気の効果を知ってもらい、病気に悩む方だけではなくそのご家族の方まで、少しでも楽になってほしいと心から願っています。
 
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