リウマチとは

皆さんに告白があります。
実は・・・ヒカル先生は男性です!
いきなりとっぴょうしもない告白から始まりました今回のコラムですが、世の中の労働環境は、男女雇用機会均等法により性別によって労働条件が変わらないようになってきました。
これによって女性の社会進出は活発になり、いまや男性顔負けのバリバリ働く女性も珍しくありません。
ヒカル先生の周りでも、いまや女性のワークパワーがないと仕事が上手く回らない位に女性が大活躍しています。
皆さんも周りも似たような感じではないでしょうか。
でも、世の中は男女平等といっても、さすがに病気に関しては男女平等とはいきません。
やっぱり男性が掛かりやすい病気もあれば女性が掛かりやすい病気もあるのです。
これは男性と女性とは身体のつくりが違いますので、致し方ないことですね。
で、やっと本題に入りますが、今回は女性に多く痛い病気で有名な「関節リウマチ」を取り上げます。
病院の検査で関節リウマチと診断された方はいますか?
関節リウマチといえば現代医学でも解明しきれない難病のひとつですが、日本のリウマチ患者数は100万人に及ぶといわれ、年々確実に増えているといいます。
このリウマチ患者の80%は女性です。
しかも30~50代に多くみられるというのですから、妊娠や閉経による女性特有のホルモン変化も関係しているかもしれません。
このように女性にとってリウマチはとても身近な病気なのです。
そして、このリウマチの困った症状は何といってもその痛みです。
関節リウマチの主な症状は、脚や手の指、手首とかの関節がはれて痛むというものですが、自分自身の免疫が異常に働いてしまう「自己免疫疾患」という病気でもあります。
「免疫」とは私達の身体に備わっている優秀な防衛システムですが、ウイルスや細菌といった身体に悪いものを退治してくれます。
ですが、自己免疫疾患になってしまうと、免疫は身体の中の「良いもの」「悪いもの」の判別できなくなり、「良いもの」までも攻撃してしまいます。
これがリウマチの原因です。
初期のリウマチは指など一部の関節に症状が現れます。
しかし、症状が進行すると全身の関節に広がっていきます。
関節と関節の間には軟骨や滑膜があって潤滑油のような働きをしています。
その軟骨が破壊・炎症から腫れてしまい、関節と関節が変形してくっついたりしまいます。
そして、食事をすることも大変になるくらいに耐えがたい痛みになってしまいます。
関節が破壊されてしまうほど進行したリウマチには、人口関節手術が効果的です。
これは外科手術となりますが、人工股関節や人工膝関節などの置換手術によって、普通に歩けるまでに回復した方も多くいらっしゃいます。
ですが、人工関節を検討するほどの方はたくさんの関節にリウマチの障害が発生していることも多く、内臓系の病気も抱えている方が多いです。
しかも、人工関節手術は大手術になります。
身体へのダメージも大きく、手術後のリハビリも長めになります。
ですので、手術の決定はお医者様とよく相談して、ご自身が納得してから臨むことになります。
リウマチの薬

残念ながら現代の医学をもってしても、リウマチを完全に治すことはできません。
基本的には「寛解(かんかい)」と呼ばれる、症状を抑え進行を遅くするといった緩和治療となります。
でも、リウマチによる痛みはとても強くて大きな苦痛を伴います。
それでもリウマチの炎症を抑えることが痛みを緩和する方法になるのですが、リウマチの進行によって治療方法は変わります。
温める、冷やすといった基本対策。
そして、1.薬物療法、2.リハビリ、3.手術、4.ケアが治療の基本4本柱です。
この中でもやっぱり中心は薬物療法となりますが、医学の進歩で10年前とは比べ物にならない位に効果が高い薬が開発されています。
一般的な薬をあげると、抗リウマチ薬、痛み止め薬、それにステロイド系の薬があります。
早期の治療であれば、これらの薬の効果で十分に改善され、寛解ができるといわれています。
しかしながら、これらのリウマチの薬には強い副作用も伴います。
ステロイド系の薬は強い鎮痛作用があるのですが、使い過ぎると薬が効かなくなったり副腎の働きが悪くなるという副作用があります。
また、自分自身の免疫機能を抑える薬もあるのですが副作用が強いため、お医者様の立場ではあまり勧めたくはないでしょう。
リウマチと磁気治療

う~ん、こうして考えてみると、リウマチって本当にやっかいな病気です。
本来ならば自分自身の身体を守るための免疫なのに、それがなんらかの異常によって自分自身を攻撃してしまうとは、なんて皮肉なものでしょう。
かといって、免疫システムそのものを薬でむりやり抑えてしまえば大きな副作用も出てしまいますし、何より他の病気にかかりやすくなってしまいます。
そこで、ヒカル先生はこのサイトで磁気による健康効果を紹介していますが、果たして磁気はリウマチにも効果があるのでしょうか。
実はヒカル先生以外にも、磁気がリウマチに効果があるとおっしゃるお医者様がいらっしゃいます。
今回はその代表として、東京都荒川区で日下診療所とオゾンマグネ療法研究所を開設している、日下史章(くさかちあき)先生の記事を引用しながら紹介します。
日下先生は、「オゾンマグネ療法」という大自然にあるオゾンと磁気のエネルギーを最大限に活かし、人間に本来備わっている免疫力を高める統合的な治療法を行っております。
オゾンと磁気のエネルギーを組み合わせ、効果的に治療を行うことで、今までの医学では対処できなかった疾患に対しても効果が期待できるのです。
日下先生は、このように磁気治療に大変詳しい方ですが、日下先生はリウマチについて次のように述べられています。
「大学病院の外来などにたくさんいる症状の重い患者さんは、 医師からみても可哀そうになるくらい大変です。
病気よりもきつい薬と闘っています。薬ばかりに頼っていられないので、理学療法の出番がやってきます。
とくに交流磁気が良いのは、自分自身が持つ最大の治療薬であるステロイドホルモンを、体の中でつくられるよう促します。
これにより、外から薬で補わなくても、体全体の免疫バランスを整えてくれます。
さらに交流磁気そのものに関節の炎症をおさえ、痛みを鎮める作用があります。
また、リウマチの患者は、内臓の働きがおかしくなるため、造血作用も滞り貧血を起こします。
こういう症状に対しても、交流磁気は内臓全体を刺激することができますので、ある意味では全身に作用する理想的な治療方法といえるでしょう。」
まとめ

いかがですか、磁気治療の第一人者である日下先生の力強いお言葉を紹介しました。
磁気によって身体の調子が整えられると、ステロイドという薬物を無理やり取り込まなくとも、自分自身のホルモン作用で安全なステロイドホルモンが作られるというのですから驚きです。
ちなみに日下先生がおっしゃる「交流磁気」とは、電気磁気治療器から発する磁気のことです。
これは一般的な磁石よりも作用する磁力の範囲が大きく、病院等で使われる治療用の磁気のことですよ。
ヒカル先生は、リウマチの痛みに苦しまれているご本人、そしてそのご家族の方に、少しでもその痛みが緩和してあげたいという思いがあります。
リウマチが進行すると、だんだんと薬で痛みを抑えることは難しくなります。
ですが手術をするにしても、高齢、体力的といった問題がある方も多いでしょう。
そのため、皆さんは痛みを抑えために色々な方法を試されているかと思いますが、このコラムをせっかくお読みになられた縁もあります。
ぜひとも日下先生も勧める磁気治療を試してみてください。
そして、皆さんが抱える辛い痛みが、昨日よりも今日、今日よりも明日というように少しでも楽になってほしいと心よりヒカル先生は願っています。