最近、ヒカル先生焦りました!

アマゾンや楽天などのネットショップを利用してお買い物をすることは、今や日常茶飯事の出来事です。
しかも最近はネット通販がとみに拡大して、ネットを通じて個人間で買い物をする仕組みも出来上がりましたね。
ヒカル先生は個人的に荷物を送ることは少ないのですが、お仕事では荷物を送る・受け取ることはほぼ毎日です。
また宅配便などの運送業にお勤めになられる方は、毎日多くの荷物にてんやわんやだと思いますが、皆さんのお陰で日常が回っているんだなと感謝するばかりです。
ところが最近、運送業の皆さんのお陰で日常が回っているにも関わらず、ヒカル先生は荷造りの最中に頭が回らなくなる出来事がありました。
ちょっとそのときの出来事を紹介しましょう。
ヒカル先生はいつもよりも大きな荷物を郵送することになったのですが、この大きさは郵便局のゆうパックでは受け取らないのでは?と感じました。
調べてみると案の定、ゆうパックでは縦・横・高さの合計が、170cm以内という規定があり、ヒカル先生の荷物は許容範囲をかなり超えていました。
それでちょっと運送料は掛かりますが、ヤマト運輸のヤマト便サービスを利用して大きな荷物を送ることにしたのです。
荷物を梱包、送り状に住所を記載して、集荷をお願いするTELをしたところ、ここで思いがけない一言が!
なんと2017年6月19日からヤマト便の規定が変わり、荷物の大きさに上限が設定されていたのです。
その上限は縦・横・高さの3辺の長さ合計が200cmまで、重さは30キログラムまでというもの。
ヒカル先生が送る荷物の重さは10キロ程度でしたが、3辺の合計は210cm!
これではせっかくの荷物を受け取ってもらえません。
ですが「箱に多少余裕はあるし10cm位なら箱をカットしてしまえば何とかなるだろう」と、そのまま集荷をお願いしました。
しかし箱カット1回では200cmに収まらず、チャレンジすること3回、なんとかピッタリ200cmに収めることが出来ました。
ホっと胸をなでおろしたものの、いつ宅配便の方が取りに来てしまわないかと、ヒカル先生はヒヤヒヤしっぱなしでした。
こんな時ってヒカル先生でも頭が回らなくなるんですよ。
なにしろやっと200cmに収まったと思ったら、今度はボールペンが見つからないんです。
もしや梱包するときにボールペンを入れてしまったか?と思いながらあちらこちらを探します。
そしてやっと見つけた場所は、なんとゴミ箱。
どうやら剥がしたガムテープがボールペンについてしまい、ヒカル先生はそのままごみ箱にホールインワンしてしまったようです。
自身の行動を自己分析

いかがでしたか?
ちょっとお茶目が売りのヒカル先生とはいえ、さすがに「大丈夫か?ヒカル先生」と心配になられてしまったことでしょう。
ですが、ヒカル先生は自分自身の行動に言い訳をみつけますので、これを自己分析と呼ぶことにしましょう!
私達の脳は焦りやストレスなどで疲労して、思考や行動に異変を起こすことが多々あります。
これを「脳疲労」とよびます。
この脳疲労を加速させる要因はいくつかあり、代表的な要因としては下記があります。
1)時間に追われて仕事をしているとき
2)夢中になって休憩をとらないでいるとき
3)複数のタスクを同時に進めているとき
それでは上記3つの要因を踏まえて、ヒカル先生の行動を考えてみましょう。
まずヒカル先生の心理として、集荷を頼んだことにより時間に追われています。
また集荷時間が指定できないために、梱包作業が終わるまで休憩できないという状況に追い込まれました。
そしていつもと違う作業、通常業務の応対などが重なり、簡単な作業であってもマルチタスクをこなすことになります。
このようにヒカル先生は、3つの要因を全て抱えている状態になり、脳疲労を加速させていったのです。
そうした結果、当初のミッションである荷物を受け取ってもらうことはクリアしたものの、ボールペンをガムテープと一緒にゴミ箱に入れてしまったことに気付きませんでした。
これは明らかに脳疲労によって頭が回らなくなっている現象です。
いかがですか?
ヒカル先生はこのように自己分析をしてみましたが、皆さんも過去の経験で思い当たる節があるのでは?
「人の名前を間違えて呼んでしまう、なかなか名前を覚えられず、忘れてしまう。」
「ある作業中に突然違う作業が入り込むとパニックになってしまう。」
「本や資料の内容を何回読んでもなかなか頭に入らないなどの記憶力の低下。」
上記は一例ですが、「少し前だったら考えられないようなうっかりミスが多い」と感じる場合は、脳疲労の可能性を疑ってみましょう。
脳疲労とは

運動をすると疲労を感じますね。
激しい運動をすれば筋肉痛が起こりますが、実は軽いジョギングやサイクリングなどの有酸素運動ならば筋肉ってそんなに疲労しないんです。
有酸素運動で感じる疲労は、筋肉よりも脳と自律神経の疲労です。
運動中は心拍数を上げ、酸素を多く取り込み、体温を一定に保つために汗を調節といった機能が働きます。
これらの働きを調節しているのが自律神経と脳であり、休みなく動き続けた自律神経と脳は負担を感じ、脳疲労が起こるという仕組みです。
また、運動以外でも仕事や家事、人間関係などのストレス、スマホやパソコンを使っているとき、ゲームをしているときだって疲労を感じるでしょう。
とくに現代では、情報を処理して吐き出すアウトプット(出力)よりも、脳に情報を詰め込むインプット(入力)が多すぎます。
ですので、脳疲労は運動以外でも起こりますし、若年層にも起こりうる現象です。
それでは脳疲労の基本に触れたところで、前章で触れた脳疲労による事例をもう一度みてみましょう。
「人の名前を間違えて呼んでしまう、なかなか名前を覚えられず、忘れてしまう。」
「本や資料の内容を何回読んでも、なかなか頭に入らないなどの記憶力の低下。」
老化や認知症でも起こる物忘れですが、脳疲労による物忘れはちょっと勝手が違います。
脳疲労に陥ると頭が上手く回らないと形容されるように、注意を払っていても頭の引き出しから物事を上手く取り出せないという状態になります。
また、仕事をミスしたとき、思いもよらない事態が起こったときは、焦りやストレスで脳疲労が高まります。
こんなときはお茶でも口にして深呼吸するのがおすすめです。
そして、5分位景色をぼ~と眺めているだけでかなり脳疲労が落ち着いてきますから、まずはリラックスすることを心掛けましょう。
まとめ

いかがでしたか。今回はヒカル先生の身に起きたちょっとしたアクシデントの話をネタに、頭が回らなくなる原因である脳疲労を紹介しました。
しかしながら、実際にミスや思いもよらないアクシデントが起こると、「落ち着け!頭を冷やせ!」という気持ちがさらに焦りやストレスを高めてしまうものです。
ヒカル先生だって脳疲労が関係していることが分かっていても、ぼ~とする前に手や身体を動かしてしまいました。
それで余計に手間が掛かってしまったのですが・・・
でもこの後ヒカル先生は、脳疲労を落ち着かせるためにある事をしました。
それは何かと言うと、いつも使っている電気磁気治療器を頭に当てたのです。
そうすると不思議なことに、磁気の心地よい刺激が脳の疲れを癒してくれます。
・・・うん? 頭に磁気を当てても大丈夫か?って声が聞こえたような。
確かに脳のような大切な部位に磁気を当ててしまうことに、不安を感じる方も多いでしょう。
ですがTMS治療といって、うつ病や脳卒中、パニック障害等の最先端治療に保険適用されることはご存知でしょうか。
TMS治療は脳に磁気パルスを当てて、脳の血流を促進することで脳機能を回復し、薬物に頼らない治療として世界的にも注目されています。
電気磁気治療器が発する磁気は交流磁気といって、TMS治療の磁気パルスとは波長が違うのですが、血行を促進するという効果は同じです。
つまりヒカル先生は、電気磁気治療器を簡易的なTMS治療として利用しているわけですね。
そしてヒカル先生は、頭に交流磁気を浴びてスッキリした後にこのコラムを書いています。
脳疲労であたふたしてしまう事はさすがのヒカル先生でもありますが、その後の回復手段として電気磁気治療器があることはとても力強いと感じた一日でした。