ボール投げが苦手な子供が増加、運動不足は骨折の原因に

スポーツ庁が公表している調査報告によると、近年、子供によるボール投げの記録の落ち込みが顕著です。運動不足により骨がもろく骨折してしまうケースも増加しているとなれば、これは大人として見逃せない問題です。

 

ボール投げが二極化

ヒカル先生はそんなに運動神経が良いわけではありませんが、スポーツのニュースを見ることは大好きです。

とくに最近は世界で通用する日本人選手が増え、大活躍したなんてニュースを聞くと自分のことのように嬉しくなってしまいます。

また2020年はコロナ渦で甲子園が中止になってしまいましたが、2021年の春の選抜は無事開催される予定です。

高校球児達には2020年の分まで頑張ってほしいものですね。

なおプロ野球は田中将大投手が楽天に復帰しましたが、千葉県住まいのヒカル先生としては、高校時代に163キロを投げた千葉ロッテマーリンズの佐々木朗希選手に期待しています。

 

話は逸れますが、ただいまの日本経済は貧富の二極化が問題になっていますよね。実は子供達の「ボール投げ」の記録も、二極化傾向が進んでいます。

 

ボール投げ自体は簡単な動作ですが、良い記録を出すためには全身の筋肉やバネを使い柔軟性やバランス力が必要です。

そのためボール投げは運動能力の指標として使われるのですが、ここ近年の子供達のボール投げ距離は低下する一方なのです。

スポーツ庁は秋に「2019年度体力・運動能力調査」を公表していますが、これによると小学5年生男子のボール投げ記録は、なんと10年間で15%近くも低下しています。

 

つまり優れた運動能力を持つ子供達が増える一方、運動不足の子供達も増えていることを示しているわけです。

それに運動不足のためか骨折してしまう子供達が増えておりますから、これは大人として見逃すことができない問題です。

そこで今回ヒカル先生は、「2019年度体力・運動能力調査」による子供達のボール投げの記録を紹介しながら、この問題をとくと考えていくことにしました。

 

2019年度体力・運動能力調査

体力・運動能力調査とは、国が子供の体力の状況を把握・分析し、体力向上への施策と改善を図る、子供の運動習慣や生活習慣等を把握し学校の指導・改善に役立てることを目的としています。

調査対象は小学5年生と中学2年生の全員、「ボール投げ」の他、「50m走」や「握力」「反復横跳び」など計8種目の実技、そして筆記調査があります。

この体力・運動能力調査は2008年から始まりましたので、比較的新しい調査ですね。

それでは早速、小学5年生のソフトボール投げの年度別推移グラフをご覧ください。

青線が男子を示しますが2008年の平均は25.4m、それが2018年では21.6mにまで落ちてしまいました。

実に3.8m減、14.96%もの低下です。

オレンジ線の女子は男子よりも緩やかですが、それでも10年間で約8.1%の低下です。

ちなみに下図は中学2年生のハンドボール投げの記録推移です。

ハンドボールはソフトボールよりも大きいので単純比較はできませんが、男女ともに10年間で5%弱の低下が見受けられます。

2018年に小学5年生だった男子は、2021年に中学2年生になって再測定します。統計的に考えれば、おそらく前年度よりも低下することになるでしょう。

 

ボール投げができない環境

それにしてもなぜボール投げが苦手な子供達が増えたのでしょう。

まず考えられることとしては、社会環境の変化があります。

例えば都市部の公園ではボール遊び自体が難しくなっています。

ボールが当たってケガをしては大変だと、公園で野球やサッカーなどが禁止される時代になったのです。

う~ん、確かにボールを当ててケガをさせては大変ですが、40代のヒカル先生としては寂しい時代になったと感じてしまいます。

ヒカル先生の少年時代、公園はもちろん車が止まっている空き地や生活道路でもボール遊びをしていました。

大人も「ボールが車に当たっても壊さなければいいよ」というおおらかな環境でしたが、これはヒカル先生の周りだけの話でしょうから深く突っ込まれる前に先に進みましょう。

 

さて、公園でボール遊びが出来なくなってきた背景には、公園自体の役割も変化したことが考えられます。

1980年頃までの公園は「子供の遊び場」でした。

それが1990年代に入ると、少子高齢化の波が押し寄せて「高齢者の憩いの場」に、2000年代になると「自然災害の避難場所」としての機能を負うことになりました。

子供達の数が減ってしまったこともあり、公園もニーズの変化や価値の多様化が起こったわけですね。

 

そして次に考えられることは、屋内で遊ぶ時間が増えてきたことも原因のひとつでしょう。

屋内で遊ぶ子供達が増えた理由として、テレビやインターネット、ゲームなどがやり玉に挙げられます。

ですがヒカル先生はこれに異議を唱えます。

 

首都圏に住む幼児の保護者を対象に、ベネッセ教育総合研究所が「平日(幼稚園・保育園以外で)一緒に遊ぶ人」という調査を行っています。

1995年の調査では、きょうだい、友達、母親の割合は大体同じでした。

それが2015年になると、きょうだいは約2割減、友達に関しては半分以下に減少したのですが、母親は1.5倍強の増加になっています。

この結果を紐解けば、一緒に遊ぶことができる同年代の子供が周りにいないので、必然的に母親と家の中で遊ぶ時間が増えたとみることが自然ですね。

 

つまり本質的な問題は「少子化」です。

 

まとめ

ボール投げが苦手な子供達が増えた理由をヒカル先生なりに分析してみたところ、なんと少子化の影響ということが導き出されてしまいました。

ですが少子化の波は様々な要因が絡み合い、ヒカル先生にも手が負えない問題です。

そこで今回のまとめは本題に戻って、すべての人に知ってほしい「骨折予防の基本」でまとめるとしましょう。

 

独立行政法人日本スポーツ振興センターによれば、学校における骨折は1990年に比べ30年間で1.5倍ほどに拡大したそうです。

でも幼児は横ばい、小学生はやや減少、中学生は相当な増加傾向らしいです。

この幼児と小学生の骨折が少ない理由は、運動する機会が少ないこと、それに危険な遊びが出来なくなった時代背景が要因でしょう。

中学生になると骨折者が増加する理由は、やっぱり運動部に入る子供達が多いことです。

そして運動習慣が多くなかった子供の骨は、突然の大きな運動負荷に負けて骨折してしまうと考えられています。

 

 

強い骨を作る栄養素と言えば「カルシウムとビタミンD」です。

カルシウムは牛乳などの乳製品、小魚、納豆、小松菜などに多く含まれています。

ビタミンDは魚介類やキノコ類に豊富に含まれていますが、日光浴でも生成することができます。

そして栄養を骨に供給する役目を担うのが「血液」です。

よって骨折をしない強い骨を作るためには、カルシウムとビタミンDの摂取と同じくらいに血行促進が大切です。

 

ちなみにヒカル先生が勧める電気磁気治療器は、骨の中の毛細血管まで血行促進が可能です。

成長期の子供達の骨はぐんぐんと伸びて痛みを引き起こしますから、その痛みの緩和にも磁気治療器は役立ちますよ。

 

こちらのコラムもご参考に

「成長痛が楽になる。小学生でも簡単に使える磁気治療器」

https://jiki-labo.com/seityoutsu_jiki/