ガン治療における三大治療と集学的治療とは

ガン治療における三大治療と集学的治療とは
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がんの治療とは

がん治療とは

2018年10月1日に本庶佑(ほんじょ たすく)先生がノーベル賞を受賞とのニュースを聞いてから、まだまだ興奮が冷めやらないヒカル先生です。

 

皆さんもテレビや新聞、はたまた10月5日にお送りしたヒカル先生のコラムで、本庶先生の快挙に大変盛り上がっていませんか?

 

本庶先生がノーベル賞を受賞したことにより、三大ガン治療に癌免疫療法が第4の治療として加わってくるでしょう。

 

それで健康マニアのヒカル先生としては居ても立っても居られない状態になり、前回のコラムで本庶先生と癌免疫療法についてお送りした次第です。

 

でもちょっと冷静になって考えてみると、ガンの三大治療については華麗にスルーしていたことに気付いてしまったんです。

またガン治療はガン細胞が発生した部位や進行度によって、病態も複雑になります。

 

そのためガン治療は、三大治療を中心としていくつかの治療法を組み合わせた「集学的治療」が行われることが一般的です。

 

そこで今回はガンの三大治療を詳しく紹介することはもちろん、そのほかの治療法についても解説していきますよ。

 

がんの三大治療

がんの3大治療

ガンの治療は近年急速に進歩して、癌免疫療法などの色々な治療法が出てきました。

 

その中でも、「手術(外科治療)」、「放射線治療」、「薬物療法」の3つが三大ガン治療と呼ばれています。

 

<手術 (外科治療)>

外科手術によってガン組織を切り取る治療法ですが、今も昔もガン治療の主流です。

ガン細胞は増殖しながら転移していきますので、手術ではガンの発生部位(原発巣)だけではなく周辺部も切除します。

最近の手術は切除面積を最小限にしていますが、ガンの進行具合によって臓器や組織を切り取ることになりますので、ガンは撲滅できても身体の機能回復や創部の治癒に時間がかかります。

ですが、小さなガンであれば内視鏡や腹腔鏡などを使った方法があります。
メスによる開腹手術に比べて身体への負担はわずかですので、手術後の回復も早いことが特徴です。

しかし、ガンの発生した部位によっては手術ができない、ごく小さな転移(微小転移)は治療できないなどの問題があります。

このような場合は放射線治療や薬物療法が用いられます。

 

<放射線治療>

一口に放射線といってもX線やガンマ線、電子線、陽子線などがあり、体内から放射線を当てる「内部照射」、体外からの「外部照射」があります。

現在のガン治療における放射線治療でもっとも多く使われるのは「外部照射」です。

放射線治療はガン完治を目的にする場合、症状の緩和を目的にする場合がありますが、手術が不可能な部位のガンであっても治療が可能です。

放射線はガン細胞の分裂能力をなくしたり、細胞が自ら死んでいくアポトーシスという現象を作りだしてガン細胞をやっつけます。

また正常な細胞まで死滅させてしまう問題がありましたが、技術的な進歩によってピンポイントでガン細胞だけを攻撃できるようになってきました。

しかし副作用は完全に除外できるわけではなく、皮膚や粘膜の炎症、めまいや倦怠感などが起こる可能性があります。

治療終了から数年後に副作用が現れる場合もあります。

 

<薬物治療(化学療法)>

手術や放射線治療は局所的な治療のため、広範囲のガン細胞に対しては薬物療法による全身療法が使われます。

使われる薬物は抗ガン剤が主ですが、現在は約100種類もあり、飲み薬もあれば注射薬もあります。

抗ガン剤はガン細胞の増殖を抑えたり、死滅させる効果があります。

薬剤の成分は血液から全身の細胞に行き渡るため、身体の至るところ、極小なガン細胞にも効果があります。

ですが抗ガン剤はガン細胞のように活発に増殖する細胞を攻撃するので、細胞の新陳代謝で生み出される皮膚や髪などに影響を及ぼします。

肝臓や腎臓、血液細胞もダメージを受け、免疫低下、吐き気、脱毛、倦怠感などが起こります。

ガン細胞はホルモンによって増殖するものがあり、乳がん、子宮体がん、前立腺がん、甲状腺がん、腎臓がんなどはホルモン剤を使って治療します。

また薬物療法は手術の前後にも使われます。

例えば、大きなガンを薬で縮小してから手術を行う、手術後に薬で身体に残った小さなガン細胞をやっつけるといった具合です。

薬物療法は長期間に渡る治療となるため、患者さんの身体的、経済的な負担も大きく辛い治療になりがちです。

 

その他のがん治療

その他のがん治療

今度はガンの三大治療以外で良く使われる治療も説明しましょう。

 

<免疫療法>

私達の身体には免疫と言って、体内に異物が侵入・発生したら攻撃して排除する働きがあります。

免疫はガン細胞に対しても働きますので、免疫療法は大半のガンに対して適用できます。

しかしガン細胞には免疫細胞が働かないようにブレーキを掛ける性質があります。

ですが、本庶佑先生の研究によって、ブレーキを掛ける物質が「PD-1」というタンパク質であることが判明しました。

そして小野薬品工業との共同研究によって、免疫治療薬「オプシーボ」が実用化されています。

本庶先生のノーベル賞によって、今後の免疫療法はガン三大治療に食い込んでくるでしょう。

 

<温熱治療>

ガン細胞は正常な細胞に比べ熱に弱いという性質があります。

マイクロ波や電磁波などを発生する装置を使って局所を温めていきますが、41℃以上から効果を発揮すると考えられています。

温熱治療は3大治療と組み合わせる集学的治療として効果を上げており、ガンの進行を緩めたり、ガンの再発防止にも役立てられています。

ちなみに風邪やインフルエンザにかかると高熱が出ることがありますよね。

高熱は大変ですが、熱は免疫を活性化しようとする正常な現象です。しかもこの熱によってガン細胞が死滅することもあります。

そのような意味で数年に1回位ならインフルエンザにかかると良い、というお医者様もいらっしゃいます。

 

<レーザー治療>

早期の中心型肺ガンで行われることが多い治療がレーザー治療です。

高出力のレーザー光線によってガン細胞を焼き切る方法、低出力レーザーを使った光線力学的治療法があります。

レーザー光線は高エネルギーでまっすぐに突き進む特性があり、正常な部分は最小限のダメージで抑えることができます。

 

<エタノール注入治療>

主に肝臓ガンの治療で行われるのがエタノール注入治療です。

エタノール100%である純アルコールには、細胞を構成するタンパク質を迅速に凝固する化学作用がありますので、ガンの病巣部に注入することでガン細胞を壊死させる効果が期待できます。

 
ガンは骨や血液、リンパ節などにも発生します。身体の至るところに発生すると言ってもよいでしょう。

そして発生した部位によってガン細胞の性質は異なり、進行度によってさらに複雑な病態になってきます。

 

そのため、外科医、内科医、放射線科医などの専門家が一致団結して、三大治療にこれらの治療方法を組み合わせた「集学的治療」が行われるのです。

 

まとめ

がん治療まとめ

いかがでしたか。

 

今回はガン治療と言う、いつもより増してシビアな問題に取り組みましたので、コラムを読むだけでもお疲れになられたでしょう。

 

しかもヒカル先生の脱線も少なめでしたので、ちょっと退屈な内容だったかも知れませんね。

ですがガンは私達にとって避けることが難しい病気のひとつです。

 

なにしろガンが占める死因の割合は約30%、皆さんの中でも大切なご家族や友人をガンで亡くされた方も多いでしょう。

そのような事もあって、今回のヒカル先生はいつもよりも増して真面目にお送りした次第です。

 

それでは今回のまとめとして、「がんを防ぐための新12ヵ条」を紹介します。

 

「がんを防ぐための新12ヵ条」

1) たばこは吸わない

2) 他人のたばこの煙をできるだけ避ける

3) お酒はほどほどに

4) バランスのとれた食生活を

5) 塩辛い食品は控えめに

6) 野菜や果物は豊富に

7) 適度に運動

8) 適切な体重維持

9) ウイルスや細菌の感染予防と治療

10) 定期的ながん検診を

11) 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を

12) 正しいがん情報でがんを知ることから

 
1985年に国立がん研究センターから「がんを防ぐための12ヵ条」が提唱されたのですが、2011年に一部が見直しされて「新12ヵ条」になりました。

 

いかがですか、皆さん。
新12ヵ条は守られていますか?

ヒカル先生は「全てOK!」

・・・と言いたかったのですが、今年は健康診断の大腸がん検診は受けていますが、それ以外のがん検診は受けていませんね。

 

ですがヒカル先生はいつも磁気を浴びていますから、免疫細胞は活発ですし、血圧も上110、下70位で安定しています。

しかも1日平均で1万歩を歩いていますから、ガンを始めとする生活習慣病の予防はバッチリですよ。

 

でも、ここ最近は・・・物忘れが心配です!

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