激辛料理の身体への影響は、腹痛だけではありません

激辛料理の身体への影響は腹痛だけではありません。
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激辛料理を食べる番組

激辛料理を食べるテレビ番組

ヒカル先生はあまりバラエティー番組を見ないのですが、先日テレビを付けっぱなしにしていたところ、芸能人が激辛料理を必死に食べている番組を目にしました。

 

激辛料理とはいえ、唐辛子やタバスコはもちろんハバネロやそれ以上の辛さの食材や香辛料がこれでもか!という位に使われています。

あまりにも真っ赤に染まった料理を目にし、ヒカル先生は思わず血の池地獄を想像してしまうほどですよ。

 

これは芸能人があまりの辛さに悶え苦しみ、全身から汗が吹き出しながらやっとの思いで食べるリアクションを視聴者は楽しむ企画なのでしょう。

ヒカル先生は激辛料理を無理やり食べる主旨の企画には賛同できかねますが、怖い物見たさで最後まで観てしまいました。

いや~、ヒカル先生はテレビを観ているだけで辛さを感じてきて、全身に汗がジワッと沸き出てしまいましたよ。

 

実際にこの激辛料理を食べたとしたら、間違いなくひと口目でギブアップです。

そして確実にお腹を壊しお尻もヒリヒリ、1時間はトイレで苦しむことになるでしょう。

 

しかしながら芸能人の中には、多少の汗は滲ませても「美味しい~」と言いながら、この激辛料理を食べきってしまう人がいました。

う~ん、この人はいったいどんな身体をしているのか、あとで具合が悪くならないのかとヒカル先生は心配になってしまいます。

さらには、着色料で赤くしているだけで本当は辛くないのでは?なんて猜疑心も覚えてしまいましたよ。

 

そこで今回のコラムは久々の食事ネタにして、辛い食べ物が体に与える影響について語っていくことにしました。

 

辛い食べ物の健康効果

辛い食べ物の健康効果

ヒカル先生は辛い食材といえば唐辛子が真っ先に思い浮かびますが、唐辛子に含まれる代表的な辛味成分といえば「カプサイシン」です。

この唐辛子に含まれるカプサイシンを少量摂るだけで、体はポカポカと温まってきます。

 

これは体内で熱が生産され、血流が良くなった証拠です。

 

「磁気とカラダの保健室」の読者の皆様ならば、これだけで辛い食べ物の健康効果が分かってしまいましたね。

そうです。辛い食べ物は体を温め、磁気と同様に血行促進をしてくれますから、身体に様々な良い影響が現れます。

 

例えば、体が熱を生産するということは体温の上昇に繋がりますから、体を冷えから守ってくれます。

そして辛いものを食べると汗が出てくるように、新陳代謝が活性化します。

新陳代謝が良くなれば、肌がきめ細かくなるなどの美容効果も生まれます。

 

辛いものは食欲を増進させても消化機能を高めますので、栄養素を効率よく吸収して、疲労回復効果が見込めるでしょう。

もちろん体脂肪の分解だって促進しますので、ダイエットにも効果的です。

 

このように少量の辛味成分を摂取するだけで、磁気も顔負けの健康効果が期待できると考えれば、辛い食べ物がクセになってしまう人の気持ちも分かります。

でもこのような健康効果は、辛味成分は「適量」という条件が付きます。

 

辛味成分には磁気と同じ血行促進効果があると言っても、過剰な摂取は厳禁です。

辛い食べ物には強い刺激がありますから、大量の辛い食べ物や激辛料理を食べれば健康被害を引き起こしかねません。

 

辛いものを食べすぎると

辛いものを食べすぎると

激辛料理を食べると強い腹痛に苦しむことも多いように、マイナス面にも目を向けなければなりません。

 

まずは腹痛を引き起こす仕組みを説明しましょう。

少量のカプサイシンには血行を促進して胃酸の分泌を抑える効果がありますが、適量を超えて摂取すると大量の胃酸を分泌します。

胃酸は強力な酸ですから、ときには粘膜で保護されている胃でさえも溶かしてしまい、胃炎や胃潰瘍などを発症してしまう危険があります。

そしてカプサイシンは腸の蠕動運動を活発化しますが、腸がグニュグニュと動き回って、食べ物の栄養素や水分を十分に消化吸収できません。

 

結果、消化不良を起こしお腹が痛くなってしまうのです。

 

次にお尻がヒリヒリする理由を説明します。

カプサイシンという物質は、全身の感覚神経に作用して焼け付くような痛みをもたらしますが、実は人間の消化酵素では分解できません。

つまり口から入ったカプサイシンは、胃や腸などの消化器官を流れ最終地点の肛門に至るまで、ずっと刺激を与え続けます。

 

でも内臓には痛みを感じる受容体が少ないですので、お腹の中にあるうちはほとんど痛みを感じません。

問題は便として排出されるときです。

 

なぜなら、肛門は皮膚の一部につき痛みを感じる受容体が豊富だからです。

少量のカプサイシンが混じった便でもお尻はヒリヒリしますから、大量の辛い食べ物、または激辛料理を食べた後の便は、お尻に相当なダメージを与えるでしょう。

 

なお食べ物の味は、舌やノドにある味蕾と呼ばれる小さなブツブツで感知します。

しかし味蕾で感知するのは、五味と呼ばれる「甘味、旨味、塩味、酸味、苦味」のみ。

辛味は、痛覚や温覚を伝える三叉神経で感知します。

 

そのため、「辛味は神経を介して感知するから味蕾は壊れない、味覚障害はおこらない」と言う見解があります。

ですが、辛い食べ物を食べ続ければ神経の感覚はマヒしてきますし、熱さで味蕾が火傷することもあります。

 

加齢によって味蕾は自然に減少しますが、ヒカル先生は辛味成分を過剰に摂取すれば味蕾の減少速度を速めてしまうと考えていますよ。

辛味成分で味蕾が破壊されないとしても、三叉神経を始めとする脳神経が侵されることになって、さらに大変なことになりそうですが・・・

 

美味しい物を味わうことは人生の喜びのひとつと考えるヒカル先生としては、味が分からなくなる事態は避けたいです。

そのため、いくら辛い食べ物が美味しいと言っても、極端に辛いものを食べすぎることはお勧めできません。

 

味覚や味蕾について知りたい人はコチラをどうぞ
味覚の変化は老化現象?それとも病気?

 

まとめ

激辛と腹痛の関係まとめ

いかがでしたか。

この度ヒカル先生は激辛料理を食べるテレビ番組をみて、ちょっとこれは危険だなと思い、今回のコラムを皆様にお送りしました。

辛い食べ物が大好きという方には耳の痛い話もあったかと思いますが、ヒカル先生は皆様の健康を考えてのことですから、ここはご容赦ください。

 

なにしろ、辛い食べ物を食べても腹痛だけで治まれば良いのですが、世界では激辛料理が元で死亡してしまった人もおります。

 

中国で起きた20代男性は、激辛の火鍋を食べたあとに胃痛を訴えて吐血、病院に運ばれたものの死亡してしまいました。

イギリスの30代男性は、友達といかに辛いソースを作れるか競いあった結果、心臓発作を起こして死亡、おそらくアドレナリンの過剰分泌により心臓に大きな負担がかかったものとみられています。

アメリカの40代男性は幸いにも命を取り留めましたが、激辛料理を食べるコンテストで食べた激辛ハンバーガーが元で食道が裂傷、緊急手術を受け3週間以上も入院するはめになりました。

2019年7月には日本でも、高校生が文化祭で激辛調味料のデスソースを飲んで緊急搬送、なんて事件もありましたね。

このように激辛料理は劇薬になりかねませんので、くれぐれもご注意ください。

 

しかしながら、それでも激辛料理を食べたい!という方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は、食事の前に牛乳を飲んでください。

バリアのように食道や胃に幕を張ることができますから、辛味成分の刺激を多少なりとも抑えることができます。

 

少しでも辛味成分の刺激をマイルドにするために、ライスや生野菜を一緒に食べることも忘れずにお願いします。

 

ちなみに、カプサイシンなどの辛味成分はお水に溶けませんが、お水は口の中から辛味成分を洗い流す効果はあるでしょう。

しかし、お水の飲み過ぎは腹痛を引き起こしますし、ヒカル先生のように乳糖不耐性の人は牛乳を飲むとお腹を下してしまいます。

 

う~ん、どんな激辛対策をしても腹痛は避けられないかも知れません・・・ね。

 

適量ならば血行促進に良い辛い食べ物ですが、辛味成分の取り過ぎは大きな危険を伴います。

血行促進を目指す場合ならば無難に運動やお風呂、そしてヒカル先生が毎度おススメしている電気磁気治療器を使った方が良さそうですね。

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