ぎっくり腰が背中にやってきたら

ぎっくり腰が背中にやってきたら

ぎっくり腰が背中に

ぎっくり腰が背中に

2020年2月13日に「【魔女の一撃】ぎっくり腰で救急車を呼ぶべきか?」をお送りしたヒカル先生ですが、もう20年近く前の出来事なのに同情の声を多数頂いてしまいました。

 

いや~、皆さんの暖かいお気持ちがとても嬉しいヒカル先生です。

そのときに数名の方からぎっくり腰体験談を伺ったのですが、皆さんもヒカル先生と同じく救急車を呼びたくなるほどの痛みだったそうです。

 

またヒカル先生は、ぎっくり腰の予兆として「背中の筋肉が痛む」を挙げましたが、皆さんも背中の痛みを感じていた方が多いみたいですね。

背中は人体の中で大きな部位ですから、背中の痛みを抱える人は決して少なくはありません。

 

ところで腰痛を抱える皆さん、腰というよりも背中の方が痛むという方はいらっしゃいませんか。

ぎっくり腰経験者の皆さん、背中の強い痛みに対して該当する言葉が見つからず、ぎっくり腰と呼んでいませんか。

 

ぎっくり腰のような突然の強い痛みが背中を襲った場合、その名もズバリで「ぎっくり背中」と呼んでもOKなんですよ。

医学的な正式名称は「急性背部痛」ですが、「ぎっくり背中をやってしまったみたいで・・・」といってもお医者様は十分にご理解いただけますからね。

 

そこで今回ヒカル先生は「ぎっくり腰」ならぬ「ぎっくり背中」について、詳しくお送りすることにしました。

 

ぎっくり腰と浅筋膜

ぎっくり背中と浅筋膜

背中とは首から肩、腰、でん部までの広い範囲を含みますが、一般的なぎっくり背中の範囲は肩甲骨に挟まれた背骨付近、肋骨の辺りを指します。

 

筋肉を覆う繊維の組織のことを「筋膜」と呼びますが、背中にある筋肉や筋膜の疲労が蓄積し、その負荷に耐え切れず爆発したのがぎっくり背中です。

「背中の筋肉が軽い肉離れを起こした状態」と言っても差し支えないでしょう。

 

よって、ぎっくり腰ときっくり背中はともに筋肉系の疲労が原因、発症する部位によって名称が変わるわけです。

 

ちなみに首に痛みが出た場合ならば、「寝違え」が該当するでしょう。

寝違えも基本的な仕組みはぎっくり腰やぎっくり背中と同様に、筋肉性の疲労が主な原因ですからね。

 

なお、ヒカル先生が感じるぎっくり背中の怖い所は、ふとした動作で発症しやすいことです。

腕や脚などを動かすための「浅筋膜(せんきんまく)」は、重い荷物を持ったときはもちろん、無理な体勢や捻じりなどの動作で傷つくことがあります。

 

例えば、下記のような場合です。

・高いところにある荷物を取るために腕を伸ばしたとき

・落とした物を拾うために座ったまま腕を伸ばしたとき

・服の袖に腕が引っかかり、無理に着込んだとき

・テニスや野球、ゴルフなどで行うスイング動作

 

背中の筋肉や浅筋膜は重い頭を支え、背骨は肩と腕、腰の支柱ですから、常に大きな負荷が掛かっています。

とくに意識せず何気なく行った動作によって筋肉や筋膜を痛め、ぎっくり背中を発症してしまうことがあります。

 

他にはパソコン作業でモニターに顔を近づけてしまう姿勢も、背中に大きな負担が掛かります。

ヒカル先生もただいまモニターに顔を近づけて前かがみになっていましたから、この体勢はとくに注意しなくてはなりませんね。

 

猫背に注意

猫背に注意

私達の背骨には26個の椎骨(ついこつ)があり、絶妙なS字カーブによって体重を支えています。

 

ですが、身体を横からみると頭、首肩、腰、ヒザなどの力が掛かる支点がほぼ垂直になるのが、正しい姿勢です。

ところが猫背は頭が前に傾いていますから、重い頭を支えるために身体のバランスが崩れてしまいます。

姿勢による身体のバランスの違い

猫背は背中側の筋肉はずっと伸ばされ、胸やお腹側の筋肉はずっと縮んでいる姿勢です。

この姿勢ではふとした動作はもちろん、くしゃみやしゃっくりでも無理な力になります。

筋肉の疲労が溜まっているときでしたら、このような動作が引き金となってぎっくり背中を発症してしまうこともあるでしょう。

 

また、「浅筋膜(せんきんまく)」は皮膚の表面に近い筋膜ですが、深層部には「深筋膜(しんきんまく)」があります。

 

代表的な深筋膜には「横隔膜」があるのですが、深筋幕は「呼吸筋」とも呼ばれます。

猫背の方はこの呼吸筋を圧迫してしまい、呼吸のたびにダメージが蓄積してしまいます。

 

そのために、咳、くしゃみ、しゃっくり、深呼吸、大笑い、大泣きなどで横隔膜が大きく動いたときに、ぎっくり背中を発症してしまうことがあるのです。

このタイプのぎっくり背中になると、呼吸をするだけで痛みを感じる場合があります。

 

胸の痛みや呼吸困難といった症状が出たら、早めに病院を受診してください。

ですが、お医者様に胸の痛みや呼吸困難だけを訴えると、通常は内臓疾患を疑います。深筋膜の損傷からのぎっくり背中の可能性も伝え、正確な診断をしてもらいましょう。

 

内臓疾患が原因の場合

内臓疾患が原因の場合

背中の痛みは筋肉系ではなく、内臓疾患が原因の場合もあります。

とくに強烈な痛みをもたらす病気としては、下記の3つが代表的です。

<尿路結石>

尿路結石は結石ができた場所によって、腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石と名称が変わります。

その中でも地獄の痛みと呼ばれるのが、「尿管結石」です。

腎臓からおりてきた結石が尿管に詰まると、尿は膀胱にたどり着けず腎臓に逆流してしまいます。すると背中や腰に強烈な痛みを発します。

痛みを抑えるためにモルヒネの皮下注射が使われるほどですが、結石が体外に排出されるとケロっと痛みは無くなります。

そのため病気扱いしてくれないお医者様もいるかも知れません。でも医者様を憎むのではなく、生活習慣の見直しをしましょうね。

 

<心筋梗塞>

動脈硬化などで血管に付着した血栓が心臓の血管に詰まり、心臓への血流を塞いだ状態が心筋梗塞です。

もだえ苦しむような激しい痛みは左胸のあたりを中心に、肩や背中、首などに痛みを感じることもあります。

痛みは30分以上、ときには数時間も続きますので、一刻も早く集中治療が必要です。

 

<大動脈瘤>

大動脈はとても太い血管であり、心臓に近い胸部の大動脈ならば直径3cmほどもあります。

動脈硬化や高血圧などで大動脈の弾力性が失われ硬くなり、なんらかの拍子に裂ける病気が大動脈解離です。

体内で大出血を起こし、背中や胸に凄まじい痛みをもたらします。緊急手術を受けても死亡率は30~50%とも言われるほど危険な病気です。

 

尿路結石と心筋梗塞は、世界三大激痛なんて言われるほどの激痛です。

世界三大激痛のもうひとつは「群発頭痛(ぐんぱつずつう)」ですが、大動脈解離だって負けず劣らずの猛者です。

 

痛みに弱いヒカル先生はこれらの痛みを想像しただけで、冷や汗が出てきてしまいますよ。

 

まとめ

背中にぎっくりがきたら・まとめ

いかがでしたか

 

今回初めてぎっくり背中を知った人は、「あの時、ぎっくり腰ではなくぎっくり背中だったんだな」と思い返された方も多いことでしょう。

身体の構造上、ぎっくり背中はぎっくり腰よりも起こりやすいものですから、くれぐれもご注意ください。

 

またぎっくり背中の痛みは辛いですが、「尿路結石、心筋梗塞、大動脈解離ではなくて良かった」と、胸を撫でおろした方もいらっしゃると思います。

でも血管系疾患である動脈硬化や高血圧を抱えている人は要注意ですよ。

 

なにしろ血管系の疾患は自覚症状がありませんが、放置すると確実に危険な状態になります。

心筋梗塞や動脈解離だけではなく糖尿病や脳卒中などの危険が高まりますから、早急に生活習慣の改善が必要ですからね。

 

なお生活習慣の改善は、健康3本柱と呼ばれる「禁煙」「バランスのよい食事」「適度な運動」が基本です。

そして、これら健康3本柱によって得られる効果を突き詰めていくと、全て血行改善に行き着きます。

ですからヒカル先生は毎度のごとく、血行改善の勧めを口酸っぱく言ってしまうわけです。

 

しかし何かしらの理由により、生活習慣の改善や健康3本柱の継続が難しい方もいらっしゃるでしょう。

 

そんな方はヒカル先生御用達の一品、筋肉系の怪我予防、内臓系の病気予防に電気磁気治療器をぜひお試しください。

電気磁気治療器はスイッチを入れるだけで身体の深部まで血行改善してくれますので、高血圧や動脈硬化で弱った血管や内臓組織も癒すことが可能です。

 

それに筋肉のコリもほぐしてくれますから、ぎっくり背中やぎっくり腰の予防もバッチリ、一石二鳥の優れものです。

健康3本柱に電気磁気治療器を組み合わせて、ヒカル先生は健康4本柱なんて思っていますからね。