肺ガンとタバコ、肺の働きとは?

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がん部位別 死亡数の第1位は?

がんの死亡数1位の部位は

1月16日のコラム「すい臓ガンとすい臓の働きとは?」でちょっと触れたのですが、

2018年の「磁気とカラダの保健室」は不定期となりますが、人体の臓器におこるガンと原因、そしてその臓器の働きをクローズアップしてお送りすることになりました。

 

なにしろガンと言えば、怖い病気の代名詞です。

 

人間誰しもガンにはなりたくないと思っていますし、そのリスクは少しでも減らしたいものです。

ヒカル先生は、少しでも皆さんの健康のお役に立てればという思いで今回のシリーズを展開して、第1弾の「すい臓」に続き、第2弾は皆さん待望の「肺ガン」をテーマにお送りすることにしました。

 

でも、さっそく第2弾を始めたいところはやまやまなのですが、本題よりも面白いって言われる、ヒカル先生お得意の脱線から始めてしまいましょう。

新シリーズを展開する時って、お送りするテーマの順番にとても気を使うんです。

そしてシリーズ物は、一つのコラムで物語を完結することはもちろんですが、次回への繋がりや期待感をもたせられる内容にしなければなりません。

ここで重要なのが第1弾と第2弾です。

オープンするお店が繁盛するかどうかは、やっぱりオープン当初が大事ですからね。

スタートダッシュはシリーズ開始となる第1弾と第2弾をいかに楽しんでもらうか、タメになったなと思ってもらうことが肝になります。

 

ヒカル先生も多くの方にコラムを読んでもらいたいです。

皆さんの大切な時間を使って読んでもらうコラムは、毎回ワクワクドキドキ、楽しく健康について学んでほしいと思っています。

 

そんなプレッシャーの中、ヒカル先生が第2弾のテーマに選んだのが「肺」です。

なぜ、肺を選んだかというと、身体のいたるところに発生するガンにおいて最も死亡者数が多い部位は肺だからです。

 

下の表をご覧ください。

この表は、国立がん研究センターが2017年9月に発表した統計予測の抜粋です。

ガン部位別死亡者予測

この情報によると、日本人の死亡原因の第1位である「悪性新生物(いわゆるガンです)」の中でも、肺がダントツの死亡者予測であることが分かります。

 

実に肺ガンは7万8千人、第2位の大腸との差は2万5千人もあり、約1.5倍にも及びます。

ガン全体の死亡者予測は37万8千人ですから、5人に1人は肺ガンが原因で亡くなるという予測なのです。

 

ちなみに、なぜ実数ではなく予測数を出したかというと国立がん研究センターでは実際に死亡された実数の集計をしているのですが、公表されるときには大体2年位前のデータになってしまうからです。

でも実際の死亡者数のデータもやっぱり肺が第1位ですよ。

 

男性に多い肺ガン

男性に多い肺ガン

先ほどの表は男女を合わせた全体数になっているのですが、実は男女で分けてみると少し順位が違ってきます。

下記は男女に分けた表ですが、こちらをご覧ください。

ガン部位別死亡者予測 男女別

 

男性では全体と同じく肺ガンが1位、2位と3位が逆転して胃、大腸と続きます。

 

女性では1位と2位が逆転して大腸が1位、肺ガンは2位です。

男性では、肺と胃の差が2万4600人にもなることから、肺ガンは男性が最も掛かりやすいガンであることが分かりますね。

 

で、ここからが今回のコラムの主旨です。

では、なぜこのように肺ガンは男女で差がつくのでしょうか?

ヒントは、男性に多い生活習慣です。

 

・・・皆さん答えは分かりましたね。

そう、答えは「タバコ」です。

 

現在の禁煙ブームで喫煙者の総数は男女とも減少していますが、日本全国では約2000万人の喫煙者がいます。

男性は約1500万人、女性は約500万人といわれています。

男性は約30%が喫煙者、女性は約10%が喫煙者といった感じですね。

 

このように男性に多い生活習慣のタバコは、肺ガンの原因として最もはっきりしている原因です。

ガンになるリスクは、タバコを喫わない人に比べ4~5倍も高いといわれています。

 

肺の働き

肺の働き

タバコが肺ガンのリスクになることをよ~くご理解いただいたところで、次に肺の働きについて説明しましょう。

 

肺は心臓を挟むように左右にひとつずつあり、900~1000グラムほどの臓器です。

心臓がやや左側にありますので、左の肺は右の肺よりも少し小さいことが特徴です。

 

主な働きは呼吸です。

空気に含まれる酸素を気管支から身体に取り入れて、不要になった二酸化炭素を外に出すという働きをしています。

 

酸素と二酸化炭素の交換はガス交換と呼ばれ、肺の中にある肺胞と毛細血管の間で行われます。

二酸化炭素が多く含まれている血液を「静脈血」といいます。

肺胞で二酸化炭素を捨てて、酸素をいっぱい取り込んだ「動脈血」となって全身の細胞に酸素を届けます。

 

私達は呼吸ができないと数分で命を失ってしまいます。

その理由は身体の細胞は常に酸素を必要としているにも関わらず、酸素を貯蔵しておくことはできず、すぐにエネルギー切れになってしまうからです。

この点が、同じく人体のエネルギー源である水や食べ物との大きな違いです。

ですので、たとえ眠っているときでも呼吸は必要であり、肺は休むことなく働き続けなくてはいけないのです。

 

タバコと肺

タバコと肺

肺の働きを簡単に説明してみましたが、私達の身体の中でひと時も休むことなく働いていると聞くと「やっぱり、もっといたわってあげないといけないな」と思ってきますよね。

でも、肺をいたわるといっても、一体何をすればよいのでしょうか。

 

それは、やっぱり新鮮な空気を肺に与えること、

そして、タバコのような有害な物を取り込まないことです。

 

肺ガンと密接な関係があるタバコには、煙の中に200種類以上もの有害物質、60種類以上もの発がん性物質が含まれています。

その中でもニコチン、タール、一酸化炭素という三大有害物質があります。

 

ニコチンは中毒性が高く高血圧の原因にもなり、心臓に負担を掛けて血管の老化を促進します。

タールにはベンゾピレンなどの発ガン物質がたくさん含まれており、油のようにベタベタしているのため喉や肺にくっついてガンを誘発します。

 

自動車の排気ガスに多く含まれる一酸化炭素は、酸素の200~250倍もの強い力で赤血球に含まれるヘモグロビンと結合します。

血液の中に大量に含まれた一酸化炭素は動脈硬化を促進させ、細胞は酸素不足になってしまいます。

 

さすが、三大有害物質。いずれもとても怖い作用ですね。

 

まとめ

肺がんとタバコと受動喫煙

いかがでしたか。

肺がんで現れる最も多い症状は咳ですが、風邪と区別がつきにくいので病気の診断・治療が遅れがちになります。

また、肺がんは進行が早いので胸に強い痛みが続いて病院に駆け込んだ時には、肺がんの進行を示すステージが進んでいることも多いのです。

早期発見の為の検査が重要です。

 

今回のコラムは肺がんをテーマに、タバコとの関係を中心にお送りしました。

近年の過剰とも思える禁煙ブームの裏には、ガンの中で最も死亡者が多い肺がんを予防するという大きな目的があるのです。

 

特にタバコの怖いところは、タバコを喫わない人が喫煙者のタバコの煙を喫い込んでしまう「受動喫煙」です。

 

現在は禁煙ブームですが、2000年の男性は2人に1人以上が喫煙者でした。

1980年にいたっては実に70%以上です。

 

一方、女性の喫煙者は2000年で13.7%、1980年で14.4%ですので、今も昔もそんなに大きな変化はありません。

そのため、女性の肺がんはご主人が喫っていたタバコの受動喫煙が原因だったということも珍しくないのです。

 

どうですか。

タバコを喫われている男性の方。

愛する奥様のためにも、今年はぜひとも禁煙に成功したいと思ってきましたよね。

 

もちろん女性の喫煙者の方も同じですよ。

ご主人やご家族だけではなくご自身の健康のためにも、ぜひとも禁煙にチャレンジしてください。

 

最後に、現在タバコを喫っている方へ。

タバコは、やめた期間が長いほど肺がんのリスクが低くなるということも覚えておいてください。

禁煙して20年以上になれば、喫わない人とほぼ同じ位までリスクは下がります。

早くやめればやめるほど大きな効果が期待できますよ。

 

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