2021年、マスクが手放せない夏場の熱中症対策

今年2021年も早くも7月、梅雨明けも近くなり2年続けてのマスクが手放せないコロナ渦の夏が到来です。そして健康に過ごすためには熱中症の対策も忘れてはいけません。

 

 

2021年の夏

月日の流れは早いもので2021年はもう7月に突入です。

そして昨年は延期となった東京オリンピックが7月23日に開幕を迎えます。

ヒカル先生はオリンピック開催についての是非は控えますが、期待と不安が入り混じっています。

いや、正直に言えばやっぱり不安の方が大きいですね。

なにしろ東京都の緊急事態宣言が解けたばかりというのに、4度目となる緊急事態宣言の検討です。

また無観客だと言っても、会場には選手はもちろん多くの関係者や報道機関は集まるわけです。

もちろん会場では徹底した対策が行われ、誰もがマスクを着用するでしょう。

ですがマスクはウイルス予防には効果的でも、高温多湿の夏場はあのリスクを急激に高めてしまいます。

そう、熱中症に!

 

たかが熱中症と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、中程度の熱中症である「熱疲労」でも侮ることはできません。

重度の熱中症である「熱射病」に陥れば生命が脅かされ、集中治療を要するほどに危険な状態です。

つまり2021年の夏に行われる東京オリンピックは、新型コロナウイルスと熱中症の危険をはらんだ大会となるわけです。

 

そこで今回ヒカル先生は、マスクが手放せない2021年の夏における熱中症対策を考えていくことにしました。

 

 

熱中症の3段階

人体には体温を一定に保つホメオスタシス(生体恒常性)が備わっており、夏場は汗の蒸発による気化熱により熱を下げ、冬場は血管を収縮して熱の放出を防いでいます。

そのため健康状態が良い場合であれば、37度前後の体温に保たれています。

しかし気温が高い場所や高湿度の環境に長くいると、私達の優れた体温調節機能をもってしても追い付きません。

適切な処置を怠ると、めまい、倦怠感、頭痛、筋肉痛など様々な症状を伴う熱中症が引き起こされます。

発汗作用が限界を迎えると心拍数が急激に上昇、体温が一気に上がり40度を超えてしまうこともあります。

そんな熱中症は程度によって3段階に分類されますので、まずはこれを押さえておきましょう。

<Ⅰ度=熱けいれん>

水分補給は十分であっても塩分補給が不足すると、ナトリウム欠乏症である熱けいれんが起こります。

体温はほぼ平常ですが、発汗、吐き気、めまい、口渇、腹痛が起こり、脈拍は早く弱くなって血圧が低下していきます。

熱けいれんであれば応急処置で回復できますので、まずはスポーツドリンクや塩飴等で塩分を補給しましょう。

そして涼しい所で横になり、脳に血液が回るように脚を高くして安静にしてください。

 

<Ⅱ度=熱疲労>

熱疲労は、水分と塩分がともに不足したときに起こります。

体温はやや上昇した程度ですが、全身に疲労が襲い意識がもうろうに、頭痛、めまい、吐き気も強くなり、皮膚が青白く冷たくなっていきます。

基本的な処置は熱けいれんと同様ですが、速やかに水分と塩分を補給できる経口補水液の摂取が望ましいです。

 

<Ⅲ度 熱射病> 

熱射病になると激しい発汗、全身倦怠感が起こります。

暑さで脳の体温調節機能が破壊された場合は発汗が止まり、40度を超える異常な体温まで上昇してしまいます。

とにかく水や氷で体を冷やして経口補水液を摂取、意識を失う前に助けを求め救急車を呼びましょう。

一刻を争う状態と言っても決して大げさではありません。

 

新しい生活様式と夏場のマスク

厚生労働省は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、「マスクの着用」、「身体的距離の確保」、「手洗い、3密を避ける」を基本とした「新しい生活様式」を掲げています。

また第一三共ヘルスケア株式会社は、2021年4月にインターネットを通じて「感染症対策と熱中症に関する調査」を行い、下記の結果を発表しました。

「暑いと感じるときでも、人目が気になってマスクが外せない」人は 74.8%

「常に(飲食時を除く)マスクをしていなくてはいけないと思っている」人は 82.6%

「ワクチンを接種したらマスクは装着しない」人は 9.6%

 

今やマスクは体の一部のようになり、つねに持ち歩くことが必須のアイテムとなりましたね。

しかし夏場のマスク着用には注意が必要です。

 

近年の日本の夏は40度を超えることが珍しくありません。

マスクをすると呼吸によって口の周りが熱くなり、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度なども上昇、人体への負荷を高めます。

黒いマスクで外出した場合ならば相当な温度にまで上がるはずですから、人体の負担はさらに上がるでしょう。

 

ところで、黒いマスクはおしゃれアイテムとして若年層を中心に人気がありますよね。

となると、2021年の夏はどのようなことが懸念されるでしょうか?

・・・そうです。

健康な若年層にまで重度の熱中症リスクが懸念されているのです。

 

厚生労働省による「令和3年度の熱中症予防行動」では、屋外で2m以上の距離を確保できるときはマスクを外すことを推奨しています。

ヒカル先生は厚生労働省のホームページから「令和3年度の熱中症予防行動」をダウンロードしましたので、下図をご覧ください。

 

まとめ

新型コロナウイルスは次々と変異を起こし、ワクチン接種が進んだとしても感染予防を怠ることはできません。

そしてマスクは最も重要な感染予防アイテムと言えます。

 

しかしながら夏場のマスクは、危険な熱中症を引き起こす諸刃の剣となりかねません。

外出時においては、人との距離が離れている場合はマスクを外すことも必要なことなのです。

「マスクは絶対!」は間違いではありませんが、時と場合により臨機応変な対応をしていきましょうね。

 

しかし、外でも人との距離が2m以上取れない場合もあるでしょう。

そこでヒカル先生は何か良いアイテムはないかと探してみたところ、あるアイテムに目がとまりました。

それは小型扇風機のバリエーションである「首掛け扇風機(ネックファン)」です。

ヘッドフォンのような形状の首掛け扇風機ならば、マスク部に集中して風を当てて冷やすことができます。

安価なタイプならば1000円ほどですし、満充電ならば数時間の使用が可能ですから、夏場は大活躍してくれるでしょう。

もちろん水分と塩分は忘れずに補給してくださいね。

 

また気温がさほど高くない日でも湿度が高いと体感温度は上がりますので、室温が28℃または湿度70%を超えた場合はエアコンを活用しましょう。

 

 

最後に「令和3年度の熱中症予防行動」では「暑さに備えた体づくり」が推奨されていますので、こちらも説明します。

 

「暑くなり始めの時期から、無理のない範囲で毎日30分程度の運動」には、有酸素運動のウォーキングやジョギングなどが適しています。

すると、暑さを感じたら速やかに汗で体温を下げる「暑熱馴化 (しょねつじゅんか)」を1~2週間ほどで獲得できます。

しかし3日ほど運動をさぼってしまうと元に戻って、なかなか暑熱馴化を獲得できません

暑熱馴化に適した時期は梅雨明けが近くなった今頃ですが、雨の切れ目を見計らいながら毎日の運動を頑張ってください。

 

・・・うん? 

「ヒカル先生、もっと簡単な方法は無いの?」 という声が聞こえたような・・・

たしかに運動は面倒・・・いや、病気やケガで運動がしたくてもできない人もおりますから、運動以外で暑熱馴化が出来る方法も考えておきましょうか。

 

暑熱馴化の仕組みは、「皮膚の血液量を増やして熱交換を密にする」とも言えます。

となれば血行を促進するお風呂は間違いなく有効です。

さっとシャワーだけで済ますのではなく湯舟につかり、マッサージをしながらゆったりと体を温めると良さそうですね。

 

またヒカル先生がお勧めする電気磁気治療器は体の深部まで血行促進が可能です。

お風呂上りに電気磁気治療器の効果を組み合わせることで、きっと運動に近い効果が期待できるでしょう。

 

でも血行が良くなりすぎて、体が熱くほてりを感じてしまうかもしれません。

そんなときは今回ヒカル先生が見つけたアイテム、首掛け扇風機で体のほてりを取ってください!