貧血と低血圧の知られざる違い

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サウナで貧血とは?

サウナで貧血?

ヒカル先生はいつも健康の秘訣は血行という話をしていますので、よく血液に関する質問を受けます。

 

その質問はテレビの健康番組で血液に関することが放送された後が多いのですが、たまに返答に困るような質問を受けることがあります。

 

今回はその一つを紹介しましょう。

「ヒカル先生はいつも血行改善が大切と言っているけど、血行が良くなると貧血になるって知っているかい?」

・・・いかがですか。この質問。

 

もちろんこれだけでは質問者の意図が分かりませんので、もう少し話を引き出しました。

するとどうやら、サウナの話をしているようです。

 

サウナの効果と言ったら、皆さんも良くご存知のとおり血行が良くなることが代表的です。

そんなサウナで血行がよくなったとたん、ふと倒れてしまう人が多いという話をされていたのです。

 

サウナの基本的な入り方は、サウナと水風呂を繰り返します。

そうすると身体が温まって血行が良くなるのですが、次に水風呂で冷やすことで、血管や神経に強い刺激が加わり身体が活性化します。

 

ですがサウナで血管が拡張して血流が一気によくなると血圧は下がることが普通です。低血圧の人ならばさらに血圧が下がるでしょう。

 

またサウナは水風呂や休憩を繰り返しますので、血圧は急上昇・急降下を繰り返します。

 

そして低血圧状態のときに脳への血流が減って、立ちくらみやめまいを感じ、倒れてしまう人もいるのです。

もともと高血圧や低血圧、心疾患など循環器系に問題を抱えている人はサウナを控えるべきなのですが、血管の疾患は自覚症状がないことがやっかいなところです。

 

しかしながら、サウナで倒れたことがきっかけで高血圧や低血圧に気付くこともありますから、不幸中の幸いとも言えるのですが。

 

いかがですか。

これで「血行が良くなると貧血になる」という認識は誤りということ。

 

正しくは「高血圧や低血圧の人はサウナに入ると血行が良くなって低血圧になる」ということがご理解いただけたでしょうか。

・・・うん? 反応がいまいちのような・・・

!! もしや「貧血=低血圧」という認識をされているのでは・・・

 

確かに貧血と低血圧はともに立ちくらみやめまいが起こり、血液不足によって倒れることもある症状ですから、同じものという認識をされていても不思議ではありません。

 

ですが貧血と低血圧は全くもって、似て非なるものなのです。

それでは今回のコラムはこのまま終わるのか、という展開でしたが、次の章で貧血と低血圧の違いを解説しましょう!

 

貧血と低血圧の違い

貧血と低血圧の違い

貧血と低血圧は同じような症状が起こりますが、問題となる要因は全く違います。

 

低血圧はその名の通り血圧が低いこと。
収縮期血圧(上の値)が100Hg未満とされています。

 

低血圧で立ちくらみやめまいが起こる時は、血管の圧力が弱いために下半身に行った血液を上半身に送ることが十分にできず、脳への血液が回りきらないときに起こります。

 

一方の貧血は「血液の質」によるものです。

赤血球の減少、ヘモグロビン値の低下などにより酸素を運搬する能力が低下している病気の総称です。

また一時的な立ちくらみやめまいは脳への血流不足が引き起こすものであり、これは貧血とは言いません。

 

このように貧血と低血圧は全く違うものですから、混同しないようにしっかりと区分けして覚えておきましょう。

 

ちなみに低血圧であっても、とくに不快な症状がない人もいます。

また、サウナやお風呂で血管が拡がったことで起こる一時的な低血圧であれば、そんなに心配することはありません。

立ちくらみやめまいのときは安静にして横になると、血圧が安定するにつれ症状は治まっていきます。

 

ですが貧血の場合、身体の酸欠状態によって様々な不調が現れますので注意が必要です。

一口に貧血と言ってもいくつかの種類があるのですが、最も多いタイプが「鉄欠乏性貧血」です。

 

身体の鉄分が不足するとヘモグロビンが生成されず、ヘモグロビン不足により酸素運搬能力が低下します。

 

とくに女性は月経による出血があるために貧血になりやすいですから、鉄分が不足しないように積極的に摂取しましょう。

鉄分が多い食材は、豚レバー、鶏レバー、かつお、いわし、カキ、あさりなどです。

これらは吸収が良いヘム鉄ですのでとくにおススメの食材です。

また豆類、青菜、乳製品に含まれる鉄分は非ヘム鉄といって、身体への吸収率がよくありません。

鉄は身体に吸収しにくい栄養素ですので、ヘム鉄と一緒にタンパク質やビタミンCを含む食べ物を食べると吸収率が高まります。

 

また裏技というほどではありませんが、鉄の鍋やフライパンで調理すると出来上がった料理の鉄分が増えますよ。

 

血液の成分とはたらきを知ろう

血液を知ろう

今回のコラムは「貧血と低血圧」がテーマですが、貧血と低血圧にはともに「血」という文字が使われていますね。

 

そこで今回はちょうど良い機会ですから、血液の基本的なことも紹介しておきましょう。

私達の身体を流れる血液は、3つの血球(赤血球、白血球、血小板)、と血しょうと呼ばれる液体から成り立っています。

 

<赤血球>
血球の大部分が赤血球であり、実に96%を占めます。

成人男性で1mm3に約500万個、女性で約450万個といわれておりますが、幼児はさらに多く約690万個も存在します。

主な役割は赤血球の主要素であるヘモグロビンが酸素を取り込み、身体のいたるところに酸素を届けることです。

また酸素を届けたあとは不要な炭酸ガスを回収し肺まで送り届ける役目も担います。

ちなみに毛細血管の太さは5μmに対し、赤血球の大きさは約8μmと二回り位大きいです。

そのため赤血球は形状を変形させて、やっとの思いで毛細血管を通過しています。

これがドロドロ血液は血管に詰まりやすいのでサラサラ血液にしましょうとよく言われる理由ですよ。

 

<白血球>

白血球は成人で1mm3に約7500個ですが、ひと口に白血球といっても顆粒球、単球及びリンパ球からなり、さらにマクロファージや樹状細胞、NK細胞、T細胞などに細分化されます。

白血球が異物である細胞やウイルスを退治する方法は、貪食(どんしょく)作用と呼び、文字通りに異物を食べてしまいます。

白血球は免疫細胞とも呼ばれ、私達の身体を病気から守る防衛機能です。

自然治癒力や免疫が強いという状態は、この白血球の働きが活性化し、細菌やウイルス、ガン細胞でさえもやっつけてしまう頼もしい状態です。

 

<血小板>

1mm3に約14~36万個あり、円盤状をしています。

血小板は傷等がないときは休んでいるのですが、いざという時は真っ先に駆け付ける火消しさんです。

血小板の出番は、転んだときや擦りむいた時などで血管が損傷を受けたときです。

傷ついた血管を見つけるとあちらこちらから血小板があつまり、血液を固めて蓋をしていきます。

なお、血液は固まりやすい性質があり、血栓は心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因となりますが、大切な血液を失わないように止血するという意味では、無くてはならない性質なのです。

 

<血しょう>

血しょうの91%は水ですが、タンパク質やブドウ糖、イオン、ホルモン、ビタミンなどが溶け込んでいます。

身体が生成した炭酸ガスを肺に運び放出したり、老廃物を腎臓に運び放出るといった働きがあります。

また血液といえば赤色ですが、血しょう自体は薄い黄色の液体です。

赤色は酸素と結合したヘモグロビン、赤血球の色で赤く見えるのです。

 

体重の約8%は血液と言われています。

ヒカル先生の体重は約63キロですから、約5キロは血液の重さということですね。

 

血液を流れる管は血管、そして血液を送り出すポンプは心臓、これらを合わせて循環器系と呼びますが、人体でもっとも大きな臓器です。

 

なにしろ人体の血管を全て縦につなぎ合わせたとしたら、その長さは9~10万キロメートルにも及ぶと言われています。

この長さは地球を2週してしまうほどのとてつもない長さですよ。

 

貧血と低血圧の違いとは? まとめ

貧血と低血圧の違い・まとめ

いかがでしたか。

今回はヒカル先生がある方から受けた質問を元に、貧血と低血圧の違い、そして血液について詳しい話をしてみました。

 

健康な方でも血行が良くなると一時的に低血圧になって、フラフラしてしまうことは珍しくありません。

でもあまりにも頻繁に起こるようでしたら、高血圧が進んでいる可能性もあります。

 

そんな方はこれをきっかけに正常な血圧値を目指しましょうね。

 

また高血圧や貧血の改善は、食生活の改善、毎日の運動、禁煙、良い睡眠といった規則正しい生活習慣が基本になります。

 

ヒカル先生が毎度おススメしている電気磁気治療器は、血行を促進する医療機器です。

省電力で音も静か、比較的小型ですのでご家庭や職場でも使い易いというメリットもありますから、お手軽なレンタルなどを利用して、一度お試しいただくと良いかと思います。

 

しかしそれでも改善しない場合、とくに貧血に関しては、腎臓や肝臓の疾患、ホルモン異常、ガン等の悪性腫瘍、造血異常ということも考えられます。

 

たかが貧血と思わずに、病院でしっかりとした検査を行ってみることも大切ですよ。

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