祝 本庶佑先生ノーベル医学・生理学賞!免疫療法が第4のガン治療に

本庶佑先生ノーベル医学・生理学賞・免疫療法が第4のガン治療に
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平成30年10月1日のビッグニュース

日本列島に大型台風24号の猛威が過ぎ去った平成30年10月1日。

ヒカル先生が住まう千葉県では台風の傷跡があちらこちらにあるものの、「台風の後の静けさ」という言葉がしっくりするほど穏やかな一日でした。

 

そんな一日の終わりに、ヒカル先生は我が耳を疑うようなビッグニュースを耳にしました。

 

なんと2018年のノーベル医学・生理学賞に日本人の本庶佑(ほんじょ たすく)先生が受賞するというのです!

本庶佑さん写真

出典:Wikipedia 文化勲章受章に際して文部科学省より公表された肖像写真

しかも本庶さんの研究は、私達人類を苦しめるガンに対して有効な治療法というのですから、今後のガン治療が大きく前進することは間違いありません。

 

日本全国の皆様はもちろん、世界各国の皆様にとっても大変喜ばしいニュースです。

そんな本庶先生のガン治療方法は、私達の身体に備わる防衛システムである免疫を使った療法です。

 

ガンには3大治療と呼ばれる外科手術、放射線、抗ガン剤などを使う薬物療法が主流でした。

今後は「第4のガン治療」として本庶先生の免疫療法が台頭してくるでしょう。

 

ちなみにヒカル先生は磁気による健康法を勧めていますが、磁気による血行促進によって免疫力を高めることが目的のひとつです。

このような意味もあって、ヒカル先生は本庶先生の研究がノーベル賞を受賞したことはとても嬉しいのです。

 

ガン免疫療法とは

ガン免疫療法とは

本庶先生のノーベル賞によって、今後はますますガン免疫療法が注目されていきますが、実はガン免疫療法は以前から行われています。

 

私達の血液には白血球という免疫細胞があり、細菌やウイルスが侵入したら退治する働きがあります。

その白血球において、健常な大人で1日に5000個できると言われているガン細胞をやっつけるのがNK(ナチュラルキラー)細胞です。

 

免疫療法はこうした白血球の働きを高め、自然治癒力によってガンを克服しようとする治療法ですので、ガンの3大治療に比べ身体の負担や副作用が少ないという特徴があります。

 

ですがそんな免疫療法は、発展途上の治療法や科学的な有効性が不十分として、保険診療として認められていません。

なお、ガン免疫療法ではガンを抑制できない、・効果がないという見解には、「ガン細胞が免疫の働きにブレーキをかける」ことがありました。

 

つまり免疫力を高めようとパワーを振り絞っても、ガン細胞が巧妙にブレーキを掛けて前に進めないようにしているのです。

う~ん、なんてガン細胞はいやらしいんでしょう。本当に嫌な奴です。

 

しかしながら、これが本庶先生の研究がノーベル賞を受賞するほどの評価となった最大のポイントになったのです。

本庶先生はガン細胞が使っているブレーキは何か?ということに注目しました。

また、そのブレーキを外してしまえば、免疫細胞はガン細胞に負けないという信念の元、地道な研究に勤しみました。

 

そして長年の研究によって、「PD-1」というタンパク質が「免疫の働きにブレーキをかける」分子であることを突き止めたのです。

 

「PD-1」が原因と突き止めた本庶先生は、小野薬品工業との共同研究によって免疫治療薬「オプジーボ」を実用化しました。

部位ごとに分かれるガン治療ですが、「オプジーボ」は非小細胞肺がんや胃がんなど7種に保険が適用されています。

また日本以外にもアメリカをはじめとする60か国以上で承認されているそうです。

 

ノーベル賞の選考委員会は「この治療法はガンの治療に革命を起こし、ガンをどのように克服するかという考え方を根本的に変えた」と評価しています。

 

今後はさらに「オプジーボ」は多くの部位に保険適用され、世界各国でガン免疫療法が積極的に行われるようになるでしょう。

 

本庶佑先生をもっと詳しく

本庶佑先生をもっと詳しく

本庶先生は1942年1月27日に京都市で生まれ、現在は76歳です。

お父様も医師であることから医師を志し、京都大学医学部を卒業されました。

 

1971年にはアメリカに渡ってカーネギー研究所の客員研究員を務め、アメリカ国立衛生研究所で免疫学の研究をされています。

そして大阪大学医学部の教授や京都大学医学部の教授となり、現在は京都大学高等研究院の特別教授として副院長を務めています。

 

公的な活動も積極的に行われており、1999年から2004年までは文部省にて高等教育局の科学官を併任、2015年 には公益財団法人先端医療振興財団(現・神戸医療産業都市推進機構)の理事長に昇任しています。

 

今回のノーベル賞の前にも数々の学術賞を受賞しており、2000年には文化功労者として顕彰、2013年には文化勲章なども受章されています。

 

奥様である滋子さんが語る本庶先生の性格は、

「感情をあまり表に出さず、常に冷静で強い意志で中途半端にやめない、必ず何かを突き詰める行動力のある人」と評されています。

 

また、「研究熱心だけれど、最近ではストレス発散に毎週ゴルフをしていて、家ではゴルフのテレビ番組を見て、時間があれば欠かさずパターの練習をしています」と話されています。

この当たりのエピソードを聞くと、本庶先生は私達庶民と同じような感覚もお持ちのようで、なんか親近感がわきますね。

 

なお、ノーベル賞が決まった記者会見の中で本庶先生は、

「このような賞をいただき、大変、幸運な男だと思っています。
免疫療法が多くのがん患者を救うことになるよう、もうしばらく研究を続けたいし、世界中の研究者が努力を重ねているので、この治療法がさらに発展するよう願っています。」

と述べられました。さらに。

 

「極めて基礎的な研究が新しいがん免疫療法となった。
この治療法によって重い病気から回復して『あなたのおかげだ』と言われることがあると自分の研究の意味があったと実感し、何よりもうれしく思います。」

と心境を語られました。

 

研究実績はさることながら、人間性においても本庶先生は超一流の方ですね。
一言、一言の重みがスゴイです。

 

一言、一言の重みに欠けるヒカル先生としては、「本庶先生の爪の垢を舐めて、さらに学ばなければ」とつい思ってしまいましたもの。

 

まとめ

本庶佑先生・まとめ

今回ヒカル先生は本庶先生のノーベル賞受賞を受けて、「磁気とカラダの保健室」の読者の皆さんと喜びを分かち合いたいと、このコラムを公開しました。

 

そして今回の最後は、ヒカル先生が感銘を受けたことを紹介したいと思います。

医療や健康に携わる人達は、ガン細胞を始め病気の原因となる細菌やウイルスに対抗するために、パワーを上げて対抗します。

 

ようはガン細胞を退治するために、強い薬を開発したり、人体に悪影響がある放射線を用いたりといったことですね。

 

しかし悪い細胞やウイルスは、自らを進化させて強い薬や放射線に対抗する武器を身につけてしまいます。

いわば、治療と病気のいたちごっこです。

 

ですが画期的なガン免疫療法を生み出した本庶先生は逆転の発想をしました。

車で例えると、パーキングブレーキが掛かったままではアクセルをふかしてもなかなか動きません。まずはパーキングブレーキを解除しなくちゃと考えたのです。

 

例えると、さぞ当たり前のように聞こえるかも知れませんが、意外や意外で熱中している人ほど、目の前の事がよく分からないってことになりがちです。

何かしら問題が起こって行き詰ったときは、視野を変えて広くみたり、角度を変えてみること。

そうすると何かしらの光明が見えてくるものです。

 

でも、さらによ~く考えてみると、その光明は元からあるものであり、私達が見ようとしなかっただけかも知れません。

それでは今回はこの当たりにして、まずは本庶先生の快挙に乾杯をささげましょう!

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