胃がんの原因、対策について考える

無料プレゼント

がん検診の普及により以前よりもはるかに早期発見・早期治療が可能になった胃がん。

ですがまだまだ患者数は多い病気ですので、その原因を知っておきましょう。

 

胃がんって減っているの?

胃がんは減っている?

皆さん、最近は関東でも数年に一度レベルの大雪が降ったり、半世紀ぶりとなる大寒波が直撃したりで、2018年の寒さは平年よりも人一倍厳しい寒さの今日頃ごろですね。

 

ヒカル先生は比較的温暖と言われる千葉県に住んでいるので、なんとかこの寒さも耐えていますが、雪国の方はとても大変でしょう。

また、この季節は寒さだけではなくインフルエンザの流行りの時期ですので、体調管理にも苦労する季節です。

 

そして早くも1月が過ぎて、職場の方やご家族、友人達との楽しい忘年会、新年会がひと段落したものの、普段よりも豪勢な食事が度々あって胃腸に大きな負担を掛けしまった方も多いのではないでしょうか。

 

今回お送りするテーマは、そんな胃に負担を掛けてしまった皆さんがとても興味があるテーマです。

そう、ずばり「胃がん」について考えてみたいと思います。

 

胃がんといえば、自治体や職場で行われる胃がん検診の成果もあり、段々減っているというイメージがあるかと思います。

皆さんの感じる通り、胃がん検診の効果はとても大きく、かつての日本で最も死亡者が多かった胃がんは、肺がん、大腸がんに次いで3位まで落ちてきました。

胃がんの死亡者数

ですが、これは胃がん検診の普及による早期発見と医療技術の進歩によって、胃がんによる死亡者が減ったことを示すものであり、依然として胃がんと診断された患者はとても多いのです。

 

下記の表をご覧下さい。

がん部位別罹患数の予想

この表は2017年のガン部位別罹患(りかん=病気にかかること)数の予測です。

この表によると、がん患者は約100万人もいて、大腸がん、胃がん、肺がんの順になるのですが、胃がんの方は13万人以上にのぼると予測されています。

 

さらに特徴としては、胃がんは女性よりも男性に多い傾向があります。

胃がんの男女比率

上記の表は、ガン部位別罹患数を男女別に分けた表ですが、男性は9万400人、女性は4万2400人と予測されていますので、男女の比率はだいたい2対1位になりますね。

しかも、男性では今でも胃がんの患者数が最も多く、依然として胃がんは現代でも特に注意すべき癌なのです。

 

胃がんの症状

胃がんの症状食べ過ぎてしまった翌日、皆さんはどのような感じですか。

 

「栄養満点!今日は絶好調!」

・・・という言葉は、元気一杯の若い人だけですね。

 

ヒカル先生も含め、そろそろ中年という言葉に敏感になる世代、さらに年配の方の大多数の声は、

「調子にのって食べ過ぎなきゃ良かった・・・」

「医者に注意されていたのに・・・」

と言った感じではないでしょうか。

 

なぜなら、お腹が痛くなったり、お腹を壊したり、吐き気がしたり、食欲がなくなったりと言った、不快な症状に苦しむからです。

これらの症状は、暴飲暴食、アルコールだけではなくコーヒーや炭酸飲料、香辛料などの刺激物によっても胃の粘膜に炎症が起こる、いわゆる急性胃炎の症状です。

 

実は胃がんの初期症状も、この急性胃炎で現れる症状とほとんど同じです。

 

ですので、普段から食べ過ぎてしまうことが多い人ほど、胃腸の悲鳴をひんぱんに感じながらも単なる食べ過ぎによる不快感と思ってしまい、胃がんのサインを見逃してしまう危険が高くなります。

胃がんか胃炎かのおおまかな見分け方は、食べ過ぎてしまったのに体重が減っていく、または腹痛、食欲不振が常に続くといった違いがありますので、このあたりに注意が必要です。

 

また、ストレスや過労からの慢性的な胃炎、胃潰瘍でも胃がんの初期症状と同じような症状がみられます。

「ちょっとおかしいな」と思ったら、胃がん検診の日を待たずに早めに医療機関を受診することをおススメします。

 

 

胃がんの原因その1 ヘリコバクター・ピロリ菌

胃がんとピロリ菌の関係

胃がんが発生する原因については、昭和の時代から患者数・死亡者数がとても多い病気であったこともあり、多くの研究が行われています。

 

その中でも注目すべきことは、「ヘリコバクター・ピロリ菌」という細菌です。

通称、ピロリ菌です。

 

WHO (世界保健機構)によると「ヘリコバクター・ピロリ菌が胃がんの原因である」と1994年に認定したうえ、2014年には「胃がん対策はヘリコバクター・ピロリ菌の除菌に重点を置くべきである」との発表も行っています。

では、このヘリコバクター・ピロリ菌について詳しく説明しましょう。

 

ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃にとりついて炎症を起こす細菌ですが、50歳以上の方の約70%以上がヘリコバクター・ピロリ菌に感染しているといわれています。

 

もちろん、ヘリコバクター・ピロリ菌に感染した人の全てが胃がんになるわけではありませんが、胃炎や胃潰瘍の原因にもなってしまいます。

ですので、現代の医療ではヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法が胃がん予防になると推奨されています。

そして現在では、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法は保険も適用されました。

 

その治療方法は投薬治療ですが、3種類の薬を1日2回、計7日間続けて服用します。

そして、投薬後から4週間以上をあけて除菌が成功したかをチェックするのですが、1回目で成功する確率は70~80%と高く、2回目ならば95%もの高い確率で除菌できます。

 

この除菌療法によって胃がんのリスクを下げることができます。

従来に比べ発がんリスクを3分の1以下に、30歳未満の若い方ならば限りなくゼロに近づけると、今後はますます期待されています。

 

胃がんの原因その2 塩分

胃がんと塩分

胃がんの原因がヘリコバクター・ピロリ菌であっても、この菌だけが胃がんの原因ではありません。

やっぱり、口にした食べ物が入ってくる胃ですから、普段の食生活の影響も大きいのです。

 

私達日本人は、昔から味噌や醤油を使った味付けが好みですが、保存食として食塩を使った料理法が発展しています。

ちなみに、私達が大好きなお寿司も、もともとは魚の保存食として発明された料理法ですよ。

 

・・・あらあら、ヒカル先生、また脱線してしまいそうでした。

ヒカル先生お得意の脱線が始まって、ヒカル先生が好きなお寿司のネタの話になりそうでしたが、こちらの話はまた別の機会で。

 

で、本題に戻りまして。

そのため、現代の食生活は、「食塩の取り過ぎ」という問題がしばしばクローズアップされています。

 

塩分の取得量は、厚生労働省「2015年国民健康・栄養調査」によると男性で1日11グラム、女性で1日9.2グラムが平均値です。

しかし、適正値と言われる摂取量は男性で8グラム、女性で7グラムですからおおよそ130%以上も多く摂取してしまっているのです。

 

塩分の取り過ぎは高血圧、高尿酸血症・痛風、腎臓障害の要因になるのですが、胃にもよくありません。

とくに、たらこやいくら等の魚卵、いかの塩辛、練りウニなどはとても美味しいのですが塩分濃度が10%と非常に高く、これらの食材をよく食べる方は胃がんのリスクが高くなってしまいます。

 

塩分の濃度が高いと胃の粘膜を傷つけてしまい、ヘリコバクター・ピロリ菌のダメージをさらに広げてしまいます。

 

まとめ

胃がんのまとめ

いかがでしたか。

今回は胃がんについて、主な原因であるヘリコバクター・ピロリ菌と塩分の取り過ぎを紹介しました。

胃がんの進行は、胃の粘膜までおさまっていれば「早期胃がん」、それ以上進むと「進行胃がん」になります。

 

また胃がんの治療は手術による治療が基本になり、癌が進行していると胃を切除しなくてはならない事態にもなってしまいますから、そうならないためにも、定期的に検査を受けてみることが大切ですね。

検査の方法は、造影剤、いわゆるバリウムを飲んでX線撮影をする「胃X線検査」、もしくは超小型カメラを口や鼻から押し込んで直接胃の内部を確認する「胃内視鏡検査」が一般的です。

 

ちなみにヒカル先生は、去年2017年の秋にバリウムを飲む胃X線検査を行いました。

検査の結果、何も問題はなかったのですがバリウムを飲むと下剤をもらいます。

下剤はバリウムを排出するために必要なのですが、当然飲むとトイレにしばらく立てこもることになりますので、病院が自宅から遠い人は胃内視鏡検査の方がよいかも知れませんね。(笑)

 

無料プレゼントはこちら!