2019年2月12日の衝撃ニュース! 18歳の池江璃花子選手が白血病を公表

2019年2月12日の衝撃ニュース18歳の池江璃花子選手が白血病を公表
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2019年2月12日の衝撃ニュース

池江璃花子白血病のニュース

先日の2月9日から11日までの3連休は、北海道でマイナス30度を超える観測史上最強の寒波の話題で持ち切りでした。

 

しかし3連休が明けた2月12日の夕方、そんな寒波の話題が一気に吹き飛ぶほどの衝撃なニュースが飛び込んできたのです。

 

その衝撃なニュースをスマホの緊急速報で見たヒカル先生は、人目もはばからず悲鳴に近い声を出してしまいましたよ。

なにしろ、日本女子競泳界の若き天才スイマー、世界トップレベルの選手である池江璃花子さんが白血病というのですから!

 

下記に池江さん自身がツイッターに告白した原文のまま引用します。

応援してくださる皆様、関係者の皆様へご報告があります。

日頃から応援、ご支援を頂きありがとうございます。
この度、体調不良としてオーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、「白血病」という診断が出ました。

私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。
ですが、しっかり治療をすれば完治する病気でもあります。

今後の予定としては、日本選手権の出場を断念せざるを得ません。
今は少し休養を取り、治療に専念し、1日でも早く、また、さらに強くなった池江璃花子の姿を見せられるよう頑張っていきたいと思います。これからも温かく見守っていただけると嬉しいです。

池江璃花子

 

池江さんは2月12日の14時にツイッターで公表、そして16時頃に日本水泳連盟は記者会見を開きました。

それからは現在に至るまで、皆さんの周りではこの話題が持ち切りでしょう。

 

池江璃花子さんは2000年7月4日生まれの18歳。

昨年8月に行われたアジア競技大会では6冠を達成し大会MVPに選ばれたことは、皆さんの記憶にも新しいでしょう。

 

2018年8月12日現在で21種目の日本記録を保持しており、2020年の東京オリンピックの大活躍が期待されていました。

 

ヒカル先生は2018年11月9日のコラムで池江さんの活躍にちょっと触れていたのですが、女子テニスの大坂なおみ選手と並ぶ大注目の女性アスリートです。

 

池江さんの白血病は早期発見が幸いでしたが、4種類に大別される白血病のどれであるかは現段階では不明です。

おそらくこれは近日中に公表されるかと思いますが、今回ヒカル先生は皆さんに分かりやすいよう白血病の基本的な事柄を説明します。

 

池江さんを応援する意味でも、皆さんは白血病のことを知っておきたいところでしょうからね。

 

白血病とは

白血病とは

白血病はいわゆる血液のがんです。

血液は骨の中心部にある骨髄で作られるのですが、血球の赤ちゃんである「造血幹細胞」は成長して、赤血球、白血球、血小板に変化していきます。

 

この「造血幹細胞」の成長による変化を「分化」と呼びます。

ところが造血幹細胞ががん化すると、分化する能力を失った未熟な細胞である「白血病細胞」が作られます。

 

造血幹細胞が分化せず白血病細胞になるということは、本来作られるはずの赤血球、白血球、血小板が作られずに不足することを意味します。

 

赤血球が不足すれば、身体の隅々まで酸素を運ぶ能力が弱くなりますので貧血やめまいなどを引き起こします。

白血球が不足すれば、体内に侵入した細菌やウイルスと闘う免疫が弱まりますので感染症の危険が高まります。

血小板が不足すれば、止血作用が弱くなりますのでちょっとした切り傷でもなかなか血が止まらなくなります。

 

つまり、白血病は造血幹細胞のがん化により、骨髄の機能不全、免疫低下、出血が止まらない状態などの危機的状況をもたらす病気なのです。

 

また白血病が急激に発症し進行するタイプを「急性」、ゆっくりなものを「慢性」と呼びます。

そして異常をきたす白血球の種類によって「骨髄性」、「リンパ性」に分けられます。

4種類の白血病

 
白血病の治療は、まずはどのタイプなのかを調べることから始まります。

今回の池江さんの場合は、昨年のアジア競技大会の大活躍からわずかな期間でしたから、ヒカル先生はおそらく急性白血病の可能性が高いと感じています。

 

しかし一昔前は不治の病と呼ばれていた急性白血病ですが、今は昔と比べ治療法が格段に発達し、治癒率は格段に上がっています。

 

抗がん剤治療と骨髄移植

抗がん剤治療と骨髄移植

急性白血病は進行が早いですので、一刻も早く抗がん剤による化学療法を開始する必要があります。

 

治療前の白血病患者は、1兆個もの白血病細胞があることも多いのですが、まずは100億個以下に減らすために寛解導入療法が行われます。

白血病細胞が100億個以下になれば、正常な細胞が増殖できるようになりますので、次第に白血病特有の症状は治まってきます。

 

この状態を「寛解」と呼びます。

なお、寛解導入療法は複数の抗がん剤を組み合わせて、骨髄の白血病細胞を完全に死滅させることが目的です。

 

その後、体内に残った白血病細胞をさらに少なくするために、地固め療法と呼ばれる寛解後療法に移ります。

治療のための入院期間は一般的に4ヶ月~1年程度、その後は通院をしながら再発を予防するための維持・強化療法を数年間続けることになります。

 

そして白血病のもうひとつの重要な治療法が「骨髄移植」です。

骨髄移植を簡単に説明すると、骨髄提供者(ドナー)の骨盤の骨から骨髄液を採取します。

 

そして骨髄液から造血幹細胞を抽出して、患者の静脈に点滴で注入して移植する根本治療です。

骨髄移植は極めて強力な治療法ですが、適合するドナーが見つかる確率は兄弟姉妹でも25%程度、両親や親戚では1%以下です。

 

非血縁者では数百~数万分の1まで低下します。

そのため我が国では、白血病患者と提供するドナーをつなぐ公的事業である「骨髄バンク」が設立されています。

 

現在、池江さんを初めとする白血病患者を助けようと、日本全国で骨髄バンクへの問合せが殺到しているようです。

 

そんな骨髄バンクへの登録は、2ミリリットルの採血で完了し、窓口での所要時間は15分程度ですが、以下の要件があります。


<ドナー登録できる方>

• 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している人

• 18歳~54歳で健康な人(ただし、実際に提供できるのは20歳~55歳)

• 体重が男性45kg以上、女性40kg以上の人

 


<ドナー登録できない方>

• 病気療養中または服薬中の方(特に気管支ぜんそく、肝臓病、腎臓病、糖尿病など、慢性疾患の方)

• 悪性腫瘍(がん)、膠原病(慢性関節リウマチなど)、自己免疫疾患、先天性心疾患、心筋梗塞、狭心症、脳卒中などの病歴がある方

• 本人またはご家族に悪性高熱症の病歴がある方

• 最高血圧が151以上または89以下の方、最低血圧が101以上の方

• 輸血を受けたことがある方、貧血の方、血液の病気の方

• ウイルス性肝炎、エイズ、梅毒、マラリアなどの感染症の病気の方

• 食事や薬等で呼吸困難やひどい発疹などの既往がある方

• 過度の肥満の方(体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m) が30以上の方)

 

骨髄バンクへの登録は「骨髄バンクドナー登録申込書」に必要事項を記入・署名する必要があります。


更に詳しい情報は、(公財)日本骨髄バンクのホームページをご確認下さい。

 

なお、最近は骨髄だけではなく、「臍帯血」や「末梢血幹細胞」も移植できますので、骨髄移植、末梢血管細胞移植、臍帯血移植をまとめて「造血幹細胞移植」と呼ぶようになってきました。

 

まとめ

池江璃花子と白血病まとめ

衝撃的な池江璃花子さんの白血病のニュースから早3日が経過した2月15日。

 

ヒカル先生がこのコラムを書いている現時点ではさらに詳しい情報は公表されていませんが、皆さんも色々と調べながら何か協力できることはないかと思案されていることでしょう。

 

現代医学においては、池江さん自身がおっしゃるように白血病は治る病気です。

実際に白血病を公表して克服したアスリートは、アルビレックス新潟のサッカー選手である早川史哉さん、元プロ野球選手の岩下修一さん、マラソン選手の糟谷悟さんらの日本人選手、海外にも多数の選手がいます。

 

池江さんはまだ18歳。数年の治療を経たとしてもプロのアスリートとして活躍できる時間は多く残されています。

皆さんは、池江選手がオリンピックで優勝して、あの素敵な笑顔で金メダルを掲げる姿をみたいと願っていることでしょう。

 

しかし、今は池江さんの身体が第一です。

池江さんの活躍を再びみたいという気持ちはちょっと置いておいて、池江さんが一刻も早く元気になられることを静かにお祈りしましょう。

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