胃腸、消化器系

胃や小腸などの消化器官は、食物を消化して栄養素を吸収するという働きをしています。
しかし、胃腸が弱い方は正しい食生活をしても、せっかくの食物の栄養素を吸収しきれずに体を素通りしてしまいます。
そんな方には、頭と胃に磁気をかけてあげると良いのです。
そうすると自律神経が安定して胃腸の消化吸収力が高まっていきます。
食物の栄養素をしっかり吸収できる体になると、血液の質が変わって血液循環も良くなり、肌の血色も良くなります。
メキメキと体力がついてくるような、体の良い変化がハッキリ分かるはずです。
【疲れやすく太りやすい悩み 50歳男性の例】
お腹に磁気を当てると、腸の動きが活性化するのか胃腸の音が聞こえます。
基礎代謝が良くなるためか以前よりも疲れを感じなくなり、3カ月ほど使うと体重も無理なく落ちてきました。
疲れた日には頭に磁気をあてるとスッキリして良く眠れます。
打撲、捻挫、骨折などの怪我

打撲や捻挫で腫れてくると、冷たい湿布薬を貼ることが多いかと思います。
しかし、冷湿布は炎症を和らげる効果の代わりに、血行を悪くして回復を遅らせてしまう弊害があります。
そんな場合は、湿布薬の代わりに磁気をかけてあげましょう。
磁気をかけてあげると、腫れが引いてきて炎症も落ち着きます。
これは消炎効果と呼びますが痛みも次第に和らいでいきます。
骨折をしてしまうと骨がくっつくまでギブスで固定します。
しかしギブスによって筋肉が退化してしまうので、骨がくっついた後には
リハビリをやって低下した筋力を回復しなくてはなりません。骨折の場合はギブスの上から磁気をかけると良いのです。
電気磁気の交流磁気ならばギブスの上からでも磁気が浸透します。
そうすると、ギブスの下の筋肉が使われている状態に保たれるのです。
血液循環も保たれますので、筋力低下は最小限に抑えられ、ギブスが取れたらすぐに動かせて、歩ける状態になるでしょう。
【難治性の骨折 44歳男性の例】
前腕の二本の長い骨のうちの一つである右の尺骨を骨折してしまい、プレートで患部を固定する手術を行いました。
3カ月後には骨が癒合したと思われたのですが、X線撮影をしてみたところ骨の癒合が起こらずに骨と骨の間に結合組織が入り込む「偽関節状態」になっている事が判明しました。
ただちに磁気治療を開始した結果、3週間後には骨の癒合傾向がみられ、2か月後には完全に癒合、磁気治療開始から約4カ月で完全に難治性の骨折が修復しました。
糖尿病

糖尿病とは体内にブドウ糖を取り入れることが困難になり、血糖値が高くなる病気です。
この理由ですが、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌が減少したり、作用が上手くいかなくなるからです。
そうなると血管にブドウ糖があふれてしまい、いわば砂糖漬けの血管というような状態です。
ドロドロの血管や血液では、様々な病気を引き起こす動脈硬化や高血圧になってしまいかねません。
血糖値の基準値は、空腹時で70~109mg/dl、食後2時間で140mg/dl未満とされていますので、空腹時血糖が100mg/dl以上だったら注意信号です。
糖尿病の血糖コントロールは食事療法と運動療法が基本ですが、実は磁気療法も大きな効果があるのです。
【糖尿病 60歳男性の例】
職場の定期健診で糖尿病が発覚、空腹時の血糖値は293mg/dlもありました。
すぐに薬物療法と併用して磁気治療を開始したところ、3カ月後には体重も安定し、全身の倦怠感やノドの渇きなどもなくなりました。
空腹時の血糖値は119mg/dlと大きく改善しました。
パーキンソン病
平成7年12月31日の西日本新聞に掲載された記事を紹介します。
久留米大医学部脳神経外科のグループがパーキンソン病について研究していたのですが、磁気を用いてみたところ患者の足取りが軽くなってきたというのです。
週1回、脳の前頭葉に左右10分間ずつを30回、磁気を掛けるという検査を行いました。
20mの歩行に76秒かかっていた女性が、1回目の治療後は60秒、3回目の治療後は当初の約半分の時間である37秒で移動できるようになったという結果が出たのです。
同グループは「磁気の刺激で脳内神経の伝達物質が大量に放出されているのではないか。
刺激効果のしくみの研究で、パーキンソン病の原因や継続効果がある新たな治療方法の開発にもつながるはずだ」と同紙にコメントされました。
【パーキンソン病 65歳男性の例】
7~8年前にパーキンソン病を発症し薬物療法をしていたのですが、抗パーキンソン病薬のうち2種類が運転に危険を伴う薬として規制されており、運転免許証が没収されてしまいました。
運転免許は仕事に必要ですし、かといって薬をやめる訳にも行かず八方塞がりの状態でした。
そこでパーキンソン病の治療をしながら運転免許証の再発行を目指すことを目標に、磁気治療を開始しました。
1年間の磁気治療の結果、パーキンソン病の進行を止めることに成功。
問題の薬をやめることができて、無事に運転免許証を取り戻すことができました。
リウマチ

関節リウマチは現代医学でも解明しきれない難病ですが、体内の結合組織が障害される膠原病であり、免疫異常に色々な誘因が加わって発症すると考えられています。
また、リウマチ患者の80%は女性であることから、妊娠や閉経によるホルモン変化が関係しているとも考えられています。
リウマチの治療方法は薬物療法が中心ですが、いずれも症状を和らげる対症療法にすぎず、薬の副作用も心配です。
そこで長期的な治療としては、副作用がなく安全な磁気治療が適します。
人体のホルモンにはステロイドホルモンという天然の抗炎症剤があるのですが、磁気治療により免疫力と分泌力を高めてステロイドホルモンの作用が十分に発揮するようにするのです。
【慢性関節リウマチ 72歳女性の例】
2年前から左右の手、肘、肩、関節、左右の足、ひざに腫れや痛みが発生するようになり、消炎鎮痛剤や金療法で体質改善を試みました。
しかし、朝方の手足や関節のこわばり、運動時の疼痛が改善されないので、磁気治療を開始してみました。
すると、1カ月には関節のこわばりや疼痛が和らぎ、体全体の動きも軽くなり食欲も増してきました。
神経痛

現代の医学では神経痛によって膝や腰が痛むと、薬や注射で痛みを取る治療が主になります。
ですが、薬や注射で痛みを麻痺させても本当の痛みの原因を取り除くわけではありません。
このような神経痛にも磁気による消炎効果が有効です。
痛みは筋肉低下により骨に負担がかかる、血行が悪いことで体に酸素や栄養素が行き渡らないなどで起こります。
血行をよくする磁気治療は、このような神経痛の痛みにも効果的なのです。
【座骨神経痛 50歳女性の例】
難治性の座骨神経痛により、右のでん部から下肢にかけて激しい痛みが発生しました。
2週間ほど座骨神経ブロックや鎮痛剤を使ってみても改善しないため、漢方薬と鎮痛剤を併用して磁気治療を開始しました。
磁気治療5回目で歩行時の激痛が半分ほどに和らぎ、15回目の磁気治療でほとんど痛みは消えました。
【顔面の帯状疱疹と三叉神経痛 53歳女性の例】
頭痛と顔面の神経痛がはじまり、その一週間後には左の額から側頭部、こめかみから鼻翼にかけて帯状疱疹が発生、神経痛もひどくなってしまいました。
そこで抗ウイルス剤や軟膏の使用と合わせ磁気治療を開始しました。
磁気治療5回目の治療後には、顔面神経痛が軽減して皮膚の知覚異常もほぼ消滅しました。
サーモグラフ画像では、顔全体に顕著な血行改善を示しました。
【腹部の帯状疱疹 82歳男性の例】
腰の脇から腹部に掛けて帯状疱疹が発症。服が皮膚にふれるだけでピリピリとした不快な痛みでした。
抗ウイルス剤とレーザー鍼を併用して痛みは和らいだものの、長期の疼痛により食欲不振や不眠が続いて体は衰弱してしまいました。
そこで磁気治療を開始したところ、3カ月後には皮膚の痛みはほとんど無くなり、食欲不振や不眠も改善しました。
>>磁気治療器と【腰痛(ヘルニア)などの神経痛】の関係をもっと詳しく見る
ガン

人間には対外から侵入してきた細菌やウイルスなどを排除する仕組みがあります。
これは免疫といって、マクロファージ、好中球、B細胞やT細胞などのリンパ球、NK細胞といった免疫細胞が体を防御しています。
この中でも強力な免疫細胞であるNK細胞やT細胞などはガン細胞も排除する力があるのです。
重症のガンでは、NK細胞、T細胞などの主要な免疫細胞が激減する事が多いのですが、磁気をかけてあげるとこれらの免疫細胞が活性化していくのです。
ガンの治療は抗ガン剤や放射線治療など、体に大きな負担がかかる治療になるのですが磁気治療は体に負担がかからないガン治療として有望視されています。
【進行性ガン 64歳男性の例】
進行性頸部食道ガン、頸部リンパ腺転移及びS状結腸ガンで手術した後、抗ガン剤や放射線治療を受けていました。
しかしその5年後にガンが肺に転移してしまいました。
これ以上の抗ガン剤は体への負担が大きいため、体に負担がかからない磁気治療にて免疫力を強化する方法を検討しました。
薬物療法と併用しながら磁気治療を開始したところ、予定通りNK細胞やT細胞などが活性化してきました。
リハビリ、その他の事例

自律神経の乱れによる不調、脳血管障害による麻痺、痴呆による精神障害などの症状がみられる方は、本来の性格が変貌して情緒不安定になってしまう方も多いです。
そのような場合は周りの方とトラブルになってしまう事も珍しくありません。
このような方には頭に磁気をかけてあげると良いのです。
脳への血液循環が良くなるので頭がはっきりと冴えてきて、精神がだんだんと落ち着いてきます。
体調も良くなるに従って次第に本人の意欲も向上してきます。
【自律神経失調症 58歳女性の例】
仕事や私生活での長年のストレスが原因で、頭痛、めまい、息切れ、動悸、吐き気、ひどい寝汗、全身の硬直と疼痛による不眠に悩まされていました。
自律神経を安定させる薬や睡眠薬を服用、電気鍼、神経科のカウンセリングなどを試みても症状は改善しません。
それで試しに交流磁気の全身治療を30分かけてみたら、自律神経失調による不定愁訴が消失、その効果は数日間も持続しました。
※磁気治療前後の門脈血行動態の変化は、血流速度は133%、血液量は130%の増加率を示しました。
【脳梗塞 71歳男性の例】
脳梗塞で倒れた時は左の手足が完全に麻痺して言語障害がでました。
発作から1か月後には多少歩けるようになり日常会話もできる位に回復しましたが、左肩が40度以上は上がらないという症状が出てしまいました。
そこで磁気治療を開始したところ、1カ月ほどで尿量が増加、下半身のむくみが取れて歩行が楽になり、左肩も70度位まで上がるように回復しました。
サーモグラフ画像では左上肢、胸腹部にかけて顕著は血行改善を示しました。
※磁気治療前後の門脈血行動態の変化は、血流速度は185%、血液量は300%の増加率を示しました。
【慢性気管支炎 63歳男性の例】
慢性気管支炎と肺気腫により、歩いただけでも激しい息切れが起こる重度の呼吸困難でした。
これまで色々な気管支拡張剤、咳止め薬を処方しても呼吸困難は改善しないため、磁気治療を開始しました。
磁気治療7カ月後には性換気障害がだいぶ改善されて肺活量は76%改善、1キロメートルの散歩や軽作業もできるようになりました。