室伏広治さんが血液のがんに!悪性脳リンパ腫とはどんな病気?

2021年の4月、東京オリンピックの中心人物となる2人のスーパースターに誰もが注目しています。ひとりは血液のがんである白血病を克服した若き天才スイマー、もうひとりはスポーツ庁長官の室伏広治さんです。

東京オリンピックに向けて

2021年4月、東京オリンピックの中心人物となる2人に関する対照的なニュースがありました。

ひとつは誰もが祝福する嬉しいニュース、あの天才スイマー池江璃花子さんが東京オリンピック代表選考会を兼ねた日本選手権で4冠という見事な復活劇です!

2019年2月、当時18歳という若さで白血病を患ってしまった池江さんは、約1年間の闘病生活を乗り越えて、昨年2020年8月の競泳大会で復帰したばかりです。

ヒカル先生は「トップレベルの活躍はまだ先のこと、今はただ水泳を楽しんでほしい」と思っていましたが、まさかこんなに早くトップに返り咲き、東京オリンピックの出場権を獲得してしまうとは・・・

これはもう心からの賞賛を送るしかありませんね。

コロナ渦での東京オリンピック開催は不安もありますが、東京オリンピックで池江さんが活躍する姿を想像すれば、これはこれでとても嬉しくなります。

 

一方、池江さんの活躍の裏でとても心苦しいニュースがありました。

なんと、あの室伏広治さんが難病の悪性脳リンパ腫で闘病中だと言うのです。

室伏広治さんと言えばアテネ五輪のハンマー投げゴールドメダリストであり、現在はスポーツ庁長官として東京オリンピック開催に向けて活躍されている方です。

2012年には紫綬褒章を授与、男性でも見惚れるほどのイケメンであるうえに博士号を有するという、日本が世界に誇るスーパースターです。

 

実はヒカル先生、30年近く前に室伏さんを間近で見たことがあります。

室伏さんは静岡県生まれで中京大学出身ですが、高校は千葉県の成田高校に通っていました。

同年代のヒカル先生も千葉県のとある高校に通っていて、千葉県の陸上大会で室伏さんを見かけたのです。

そのときの室伏さんはハンマー投げではなく走り幅跳びに出ていて、ゴムが弾けたような凄いジャンプが目に焼き付いています。

そんな室伏さんが悪性脳リンパ腫を患ってしまうとは・・・、これにはヒカル先生も驚きを隠せません。

 

なお悪性脳リンパ腫とは、池江さんが患った白血病と同じく血液のがんの一種です。

 

室伏さんは2020年の秋、歩き方がおかしくなって転倒したことで検査を受けたそうです。

その結果、脳原発性の悪性リンパ腫が見つかりましたが、発見が早いことが不幸中の幸いでした。

すぐに抗がん剤の投薬治療が開始され、3月中旬には骨髄細胞を取り出す手術を行っており、4月末に骨髄細胞を点滴移植とのこと。

自身の骨髄細胞を移植ですので副作用リスクも低く、ゴールデンウィーク明けには退院予定の見込みらしいです。

 

それにしても池江さん、室伏さんという屈強なスーパーアスリートがたて続けに血液のがんを患うとは、やっぱりがんは怖い病気です。

そこで今回ヒカル先生は悪性リンパ腫とはどのような病気なのか、分かりやすく説明することにしましたよ。

 

血液のがん 悪性リンパ腫

血液の中には赤血球、白血球、血小板といった血球が流れていますが、これらは全て造血幹細胞が成長した姿です。

白血球は免疫細胞とも呼ばれますが、様々な細菌やウイルスに対抗すべく数種類の免疫細胞で構成されています。

悪性リンパ腫は、その免疫細胞のひとつであるリンパ球ががん化する病気です。

 

なおリンパ球ががん化すると言っても、多くの悪性リンパ腫は実際に触ることができます。

それは悪性リンパ腫の名の通り、リンパ節が集まっている首やわきの下、股関節当たりに腫瘍ができやすいという特徴があるからです。

しかし「節外性リンパ腫」と言って、肺、消化器官、眼の骨、脳などリンパ節が伸びていない体の内部に腫瘍ができる場合もあります。

室伏さんは「脳原発性悪性リンパ腫」ですから、この「節外性リンパ腫」になりますね。

ちなみに原発性とは、「最初の」とか「第一の」という意味です。

 

悪性リンパ腫の一般的な症状は風邪と似ており、発熱や倦怠感、食欲不振による体重減少、激しい発汗などが特徴です。

肺や気道に腫瘍が出来れば咳や呼吸困難が起こりますし、消化器官に腫瘍が出来れば腹痛や吐き気、血便などが起こります。

 

それでは誰もが気になるであろう、悪性リンパ腫の「5年相対生存率」をご覧ください。

国立がん研究センターの最新2009年~2011年データによれば、悪性リンパ腫の5年相対生存は男性で66.4%、女性は68.6%です。

男女とも全部位標準を上回っており、決して悪い数値ではありません。

しかも室伏さんの場合は早期発見であり、2021年の医療技術によって完治できる可能性はかなり高いはずです。

 

 

悪性腫瘍と良性腫瘍

次は悪性腫瘍と良性腫瘍の違いについて説明しましょう。

悪性腫瘍の3つの特徴

1. 自律性増殖:正常な新陳代謝による細胞増殖を無視し、自律的に増殖を続ける。

2. 浸潤と転移:周囲の臓器に染み出るように広がり、血液やリンパを通って拡大していく。

3. 悪液質:がん細胞は正常な細胞が受け取る栄養素を奪い、体が衰弱してしまう。

 

良性腫瘍は腸にできるポリープが代表的ですが、上記3つの特徴のうち自律性増殖だけが該当し、増殖する速度も悪性腫瘍に比べてゆるやかです。

良性腫瘍は生命にかかわることはなく、切除してしまえば問題ありません。

 

悪性腫瘍は細胞の種類によって、「癌腫」、「肉腫」、「造血器腫瘍」に分かれます。

この「造血器腫瘍」がいわゆる血液のがんであり、大きく分けて「悪性リンパ腫」、「白血病」、「多発性骨髄腫」の3つに分類されます。

 

白血病は造血幹細胞の異常で正常な細胞が作られなくなる病気、多発性骨髄腫は免疫細胞の形質細胞ががん化する病気です。

2020年の罹患数予測は、悪性リンパ腫3万5700人、白血病1万4100人、多発性骨髄腫8200人となっています。

白血病と多発性骨髄腫の5年相対生存率は男女とも40%強ですので、悪性リンパ腫よりもやっかいな病気と言えます。

 

 

まとめ

現代では2人に1人はがんになると言われており、3人に1人はがんにより亡くなっています。

また、がんを患った近親者がいる人は、遺伝子的にがんになりやすいと言われています。

しかしながら、がんはウイルスのように人から人に感染することはありません。

それにがんになってしまう要因は、遺伝よりも生活習慣が与える影響の方がはるかに大きいことを忘れてはいけません。

 

例えば、長年の喫煙、過度な飲酒や化学物質ばかりの食生活、慢性的な運動不足はがんリスクを高めることが知られています。

 

がんを完全に防ぐことは不可能ですが、がんにならないための生活習慣を取り入れることで、がんのリスクを抑えることが可能です。

そして、がん予防は決して難しいことではありません。

代表的な予防としては、健康3本柱である「適度な運動」、「バランスの良い食事」、「禁煙」です。

これら健康3本柱の目的は全て血行促進と言えますから、血液がんに対して大きな抵抗力を示してくれることでしょう。

 

なおヒカル先生が毎度お勧めしている電気磁気治療器が発する交流磁気は、体の深部まで血行促進をしてくれます。

酷使した体の組織、骨や細胞のひとつひとつまで血液を行き渡らせることが可能です。

 

とくに極限まで体を酷使するアスリートの方々は、細胞を傷つけてしまうリスクも高いですので、興味がある方・・・いや無い方でもヒカル先生は電気磁気治療器を試してほしいと思っています。

交流磁気は血行を促進して筋肉のこりをほぐす効果もありますので、運動前後のケアにも有効ですから。

なおスポンサー契約などがあり名前を挙げることは出来ませんが、かの有名なスポーツ選手も電気磁気治療器を愛用されています。

 

もちろん電気磁気治療器は、運動が苦手な人やする時間が取れない人にも役立つ一品です。

がん予防をはじめ様々な病気予防にも役立ってくれることでしょう。