目にとまった衝撃的な商品

先日ヒカル先生は、時間を潰しがてらに大型家電量販店をプラプラしていたところ、ある衝撃的な一品を目にしてしまいました。
それがコレです!

まさか、あの機動戦士ガンダムの赤い彗星、シャア・アズナブル専用の機体をここでお目にかかることができるとは・・・
シャアは主人公アムロのライバルキャラ、その人気は数あるガンダムシリーズの中でもダントツの一番でしょう。
それにしても、シャアが乗り込む機体の多くは赤色に塗られているのですが、まさかシャア専用マッサージチェアが登場するとは・・・
ヒカル先生は度肝を抜かれる思いです。
実はこのマッサージチェア、ただいま香川照之さんがCMに出演しているファミリーイナダ株式会社のマッサージチェア「ルピナスロボ」です。
ルピナスロボはAIを搭載して「勝てるか、人類」のキャッチコピーも秀逸ですが、このデザインにシャアのイメージカラーの赤を組み合わせるとは、ファミリーイナダさん、やってくれましたね。
ヒカル先生はある理由によりマッサージチェアは使っていないのですが、思わず見惚れてしまったほどのインパクトです。
当然にこのシャア専用ルピナスロボの周りにはたくさんの人だかりでした。
ヒカル先生もルピナスロボに座ってみたかったのですが余りにも人が多く、今回は他のマッサージチェアを10分間使わせてもらいました。
でも、そのマッサージチェアもルピナスロボに負けず劣らずの高性能機です。
いや~、さすが高性能のマッサーチェアはベテラン施術者顔負けの揉み方をしますね。
ヒカル先生もその気持ち良さに思わずうっとりしてしまい、至福のひとときでした。
ですが、マッサージチェアはその心地よさの反面、自宅に設置するとなると気を付けなくてはいけないことがあります。
その中には、事前に知っておかないと後悔するようなこともあるのです。
マッサージは国家資格

高性能なマッサージチェアを購入する最大のメリットは、何と言っても自宅で気持ち良いマッサージが受けられることでしょう。
またヒカル先生が子供のときに両親に肩もみ券をプレゼントしたことがありますが、親子間でのスキンシップとしてもマッサージは重要ですね。
そんなマッサージですが、実は意外に知られていないことがあります。
マッサージは誰でもできそうと思いがちですが、人体に危害を与えるリスクを伴う行為です。
そのためマッサージを業とする者は、国家資格の「あん摩マッサージ指圧師試験」に合格しなくてはなりません。
あん摩マッサージ指圧師になるためには、文部科学大臣または厚生労働大臣が認定する学校で3年以上、知識と技能を修得します。
そして試験に合格した人だけがあん摩マッサージ指圧師として、患部を押す、もむ、さする、たたくなどの手技を用いて、神経や筋肉に刺激を与えて血行改善をする治療を行うことができるのです。
お金を請求しない善意によるマッサージだとしても、人体に触れる以上は常にリスクと責任が伴います。
もし相手に危害を与えてしまった場合、医療行為ではないと主張しても無資格者による違法行為と判断されてしまうことを覚えておいてください。
と、せっかくマッサージをしてあげようという優しい気持ちに水を差してしまったヒカル先生ですが、これは法律で決まっていることですので何卒ご容赦くださいね。
マッサージチェアを購入する前に

管理医療機器として認可を受けているマッサージチェアならば、あんま・マッサージの代用として効果効能が認められています。
その効果効能は、一般家庭で使用することが条件に下記の5つが認められています。
・疲労回復
・血行をよくする
・筋肉の疲れをとる
・筋肉のこりをほぐす
・神経痛、筋肉痛の痛みの緩和
ルピナスロボのような高性能なマッサージチェアになると、そのお値段は50万円以上ですが、自宅に国家資格者のマッサージ師がいると思えば、そんなに高い買い物ではないでしょう。
マッサージチェアを購入する際には、揉み玉による揉み具合、施術コースなどをしっかりと確認して、機能とデザイン、それに予算を考慮してベストな一台をみつけてください。
注意することは各社、各機器とも共通しています。
マッサージチェアを自宅にお迎えすると、お店で見た時よりも大きく感じるものです。
また、機器の重さは70~85キロ位はありますので、一度設置したあとに移動することは大変です。
マッサージチャアの置き場所については、予算以上に重要な問題になるでしょう。
次に、これからヒカル先生が述べることは、置き場所以上に重要になるかも知れません。
2016年1月に国民生活センターは、家庭用マッサージ器による怪我が相次いでいると注意を呼びかけました。
家庭用マッサージ器にはマッサージチェア以外も含まれますが、マッサージチェアの割合が最も多く、被害者の6割は60歳以上の女性でした。
被害については圧迫による内出血や打撲など軽症がほとんどですが、なかには脊髄損傷や骨折などの大怪我を負ってしまった事例もあります。
おそらく体が細い年配の女性は、マッサージチェアのパワーに体が負けてしまったのでしょう。
もちろん怪我をした原因には、誤った使い方をした等の使用者責任もあると思いますが、これはちょっと心配になりますね。
また、マッサージチェアはあまりの気持ち良さに長時間使用したくなりますが、これは我慢しなくてはなりません。
マッサージチェアには色々なコースが選択できるようになっていますが、大体は15分程度、長くとも30分位です。
マッサージチェアを購入したばかりのときは全部のコースを試したいでしょう。
それでついついマッサージチェアを使いすぎてしまい、せっかくほぐれた筋肉も硬くなり、逆に痛みをもたらすことはヒカル先生も経験済です。
マッサージチェアの修理

マッサージチェアは精密機械ですから、機械の故障や寿命についても触れておきます。
メーカーは製造終了後も修理のために部品を保有しなくてはならないのですが、その保有期間はだいたい6~7年です。
そのためマッサージチェアの買取り業者は、マッサージチェアの寿命を6~7年として見積もる傾向があります。
マッサージチェアが故障した場合は、修理業者を自宅に来てもらうことになりますが注意することがあります。
一般的に、生産中止から年数が経っている機器ほど修理代金は高くなり、部品がなければ修理することは出来ません。
場合により、修理をしなくとも出張費を請求されることもあるでしょう。
マッサージチェアの寿命を長くするためには、1日2回程度の使用が推奨されています。
でもヒカル先生は一人、二人でマッサージチェアを使うならともかく、家族の共有物として1日2回は少なすぎると感じます。
う~ん、せっかくマッサージチェアを買っても、使えば使うほど故障のリスクが高くなり、使わなかったら宝の持ち腐れです。
機械はいずれ壊れるモノだと割り切って、修理できなくなったら買い替えの時期と考えるべきかも知れませんが、それがなかなか出来ないヒカル先生です。
まとめ

いかがでしたか。
今回ヒカル先生は衝撃的なマッサージチェアを見たことをきっかけに、このコラムをお送りしました。
マッサージチェアはその見映えと効果は素晴らしいのですが、その反面に気を付けなくてはいけないことが多々あります。
マッサージチェアが必要なくなったときは処分方法も頭を悩ませます。
大抵は自治体の粗大ゴミとして有料処分ができると思いますが、なかには回収不可の自治体もあるかも知れません。
予め販売店に廃棄処分の方法も聞いておいた方がベターですね。
最後に、ヒカル先生は腰を痛めたときに、自宅にマッサージチェアをお迎えするか本気で悩んだことがありました。
でも最終的にヒカル先生が選択したのは、マッサージチェアではなく電気磁気治療器です。
電気磁気治療器は、マッサーチェアのように体感的にわかりやすい刺激はありませんが、誤った使用方法をして怪我をするリスクはまずありません。
それに電気磁気治療器はシンプルな電気製品ですから、普通に扱えば10年は軽く持ちます。
なにしろ20年、30年前の電気磁気治療器だって元気に稼働している機器もあるくらいです。
でも頑丈な電気磁気治療器だって、電線コードを無理に引っ張ったり、水を掛けたり落としたりしては流石にダメですよ。
おっと!
いつの間にかマッサージチェアの話から電気磁気治療器の話になってしまいましたね。これがヒカル先生の悪いクセです。
放っておくといつまで経っても終わりませんから、今回はこの当たりで強制的に終わりにしましょう。