やっぱり免疫が大事

3月に突入しても1月中旬に発生した新型コロナウイルスの猛威が続いています。
ヒカル先生の周りでも大変な騒ぎですが、感染拡大を防ぐために学校が休校、イベントの中止、無観客試合、在宅勤務など異例の対応が行われています。
また新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスと違って気温が高くなっても収まらないとの見解が示されました。
う~ん、特効薬が開発されるまでこの状況が続くのか、ヒカル先生も不安を感じる今日この頃です。
でも健康マニアのヒカル先生は、今回の件である大きな収穫も感じているんです。
何と言っても一番の収穫は、日本全体の健康意識が一気に高まったことです。
「手洗いとうがい」は感染予防の鉄板ですが、誰もが率先して行うようになりました。
2020年のインフルエンザ感染者は例年よりもはるかに少ないそうですが、風邪だって大幅に減っていることも間違いありません。
また特効薬が開発されていない病気でも、人体に備わる防衛システム「免疫」によって根治されることに注目が集まりました。
免疫が高い人であれば、病原体となるウイルスや細菌が体内に侵入したとしても、病原体が増殖する前にやっつけてしまいます。
また発症したとしても大事には至らず、早期で治ってしまいます。
そこでヒカル先生は、新型コロナウイルスに関してはこの当たりで止めといて、今回は免疫についてお送りすることにしましたよ。
免疫低下の2大要素

感染症のリスクが高い人、つまり免疫力が低下しやすい人にはある共通点があります。まずはここから押さえておきましょう。
免疫を低下させる大きな要因のひとつは「加齢」です。
一般的には20歳頃が最も強く、40歳で半減、70歳になるころには最盛期の10分の1まで低下すると言われています。

病気になるリスクは免疫力が高いほど低く、免疫が低下するほど高くなりますので、幼いお子様や高齢者は病気にかかりやすいのです。
しかしながら、免疫力がピークを迎える10代後半から20代に大きな病気にかかってしまう人も珍しくはありません。
これは「ストレス」の存在が大きいでしょう。
この頃には人生を左右するほどの大きなイベントが立て続けに起こります。
受験や進学、就職や責任ある仕事それに結婚など、生活環境の変化は大きなストレスを生み出します。
そのストレスが免疫を低下させる大きな要因であり、免疫が高い年代でも一時的に病気のリスクが高まります。
こんな人も免疫が低下する

免疫が低下する要因は加齢とストレスだけではありません。
「過度な運動」も免疫低下をもたらします。
プロのアスリートは過酷なトレーニングにより筋骨隆々でしなやかな肉体を持ちますが、その健康的な肉体美とウラハラに風邪をひきやすいとおっしゃる方が多いです。
この理由は単純明快。過酷なトレーニングは人体に大きなダメージを与えるからです。
体内の大部分のエネルギーはダメージ回復に使われ、免疫の回復にまで余力がなくなってしまうわけですね。
また「慢性的な睡眠不足」も免疫低下の大きな要因です。
適正な睡眠時間には個人差がありますが、一般的には睡眠時間が短い人は風邪を引きやすいと言われています。
この理由も過度な運動と基本的に同じです。
睡眠は体力を回復する他、傷ついた組織の修復、脳を休め神経系統を整える等、様々な働きを担います。
ですが睡眠時間が短ければ体力回復に追われ、免疫機能の回復まで手が回りません。
「不規則な時間帯で働く人」、「生活リズムが不規則な人」も要注意です。
私達は太陽の光を浴びると活動的なホルモンが分泌するなど、体内時計と自律神経によって制御されています。
不規則な生活習慣は体内時計の乱れを引き起こし、自律神経にも大きな負荷がかかります。
するとホルモン分泌に異常を生じ、免疫が低下してしまうのです。
「喫煙」、「お酒の飲み過ぎ」、「運動不足」、「偏食」、「やせすぎ」、「肥満」なども免疫を下げる要因です。
「食事をいつも一人で食べている」、「外出しない」、「趣味がない」という人は、知らず知らずのうちに免疫を下げる行動をしてしまいがちですから、とくに注意してくださいね。
免疫を高める方法

免疫が低下する要因が分かれば、自然と免疫を高める方法も分かってくるもの。
免疫を高めるためには、免疫を下げてしまう行動の逆をしていきましょう。
「過度な運動」と「運動不足」ならば、「適度な運動」をしていけば良いのです。
「慢性的な睡眠不足」ならば「睡眠時間を確保する」ことが望ましいですが、時間に制限がある場合は「睡眠の質」を高めていきたいものです。
「不規則な時間帯で働く人」、「生活リズムが不規則な人」も睡眠不足になりがちですから、下記コラムに目を通して睡眠の質を高めてみましょう。
「不規則な夜勤でも頑張っている人に試してほしい体調管理法」
「喫煙」と「お酒」の場合はスッパリ止められると良いのですが、まずは量を減らすことから始めましょう。
タバコは度重なる値上げ、お酒は軽減税率の対象外になるなど、政府も強力に後押しをしてくれています。
ヒカル先生の忠告よりも遥かに強力ですよね、コレは。
「偏食」、「やせすぎ」、「肥満」の場合は「バランスの良い食事」を心掛けましょう。
とくにお勧めの食材としては「納豆」です。
最近、納豆が飛ぶように売れているようですが、デマ情報によって紙製品が店頭から消える事態がありました。
でも納豆の場合、その健康効果はデマ情報ではありませんよ。
と、このような感じになるのですが、皆さん気付きました?
ヒカル先生はよく健康3本柱の話をしますが、その3本柱とは「適度な運動・禁煙・バランスの良い食事」です。
それにヒカル先生は、「良質な睡眠」も健康3本柱に準ずるものとしています。
これらは全て免疫の強化に役立っていくんですよ。
まとめ

日本中、いや世界中が新型コロナウイルスの脅威と戦っている今、私達の身は私達自身で守っていかなくてはなりません。
そこで重要なのが、私達の身体に備わる防衛システムの免疫です。
しかしながら免疫は加齢で減少し、ストレスや悪い生活習慣なども多分に影響します。
そんな免疫ですが、健康3本柱や良質の睡眠で高めることが可能です。
40代になると全盛期の免疫力から半減すると言われていますから、なるべく若年のうちから免疫強化の取り組みを始めたいものですね。
ちなみに「体温が高い人は免疫が高い」と言われますが、血液は熱も運びますので、体温が高いということは全身の血行が良いことを意味します。
逆に言うと、「体温が低い人は全身の血行が悪く免疫が低い」のです。
この意味をもう少し説明しましょう。
免疫とは、血液の中に含まれる白血球達の働きです。
白血球の仲間には、がん細胞をやっつけるNK細胞や、大食漢のマクロファージ、好中球や樹状細胞などがありますが、比較的大きな細胞です。
大きな白血球は血液の流れに乗って全身をパトロールしています。
でも低体温で血行不良に陥ってしまうと、大きな白血球は渋滞にハマった車のようにスムーズに動けなくなってしまいます。
結果、免疫力の低下に繋がります。
それに健康3本柱の「適度な運動・禁煙・バランスの良い食事」の効果を突き詰めていくと、どれも血行を良くすることを目的としています。
ヒカル先生がいつも口酸っぱく「血行改善」と叫んで電気磁気治療器をお勧めしているのは、免疫強化という意味もあるんですよ。
電気磁気治療器はプロスポーツ選手にも愛用されておりますが、彼らは「免疫が下がるから過度な運動を止める」なんてことは出来ません。
また「運動不足」の方の中には、怪我や病気が元で運動が出来ない人もいるでしょう。
でも電気磁気治療器ならば、どなたでも身体の深部まで血行促進が可能です。
簡単操作で服を着たままでも使用でき、座りながら寝ながらでも問題ありません。
免疫を高めたいけど健康3本柱は無理・・・と言う方は、ちょっとお金を出して家庭用の医療機器でもある電気磁気治療器を試してみましょう。
でもひとつ注意があります。
免疫低下の要因を抱えていては、いくら血行促進が期待できる電気磁気治療器を持ってしても即効の効果は難しいもの。
新陳代謝で細胞が入れ替わる3ヶ月間は最低期間として、気長に様子をみましょう。
3ヶ月は長い!という方は仕方ありません。
電気磁気治療器には全身を一気に作用させる全身療法があります。
こちらの機器のお値段は100万円、いやそれ以上のものもありますが、医療機関でも使われる位の優れものです。
ただいま全国に無料体験会場が開催されておりますから、運がよければ皆さんも無料で体験できるかも知れませんよ。