味覚の変化は老化現象?それとも病気?

味覚の変化は老化現象?それとも病気?
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大人になると美味しい食べ物

大人になると美味しい食べ物

今年2018年の秋はサンマが大漁のようです。

 

皆さんもこの秋はサンマを食する機会がとても多いことでしょう。ヒカル先生もこの秋はサンマを食べる機会がとても多いです。

なにしろヒカル先生の家の周りのスーパーではサンマが目玉商品として売られているのですが、一尾100円以下の激安です。

 

しかも昨日はタイムセールス税込80円のビックリ価格に出会いまして、おととい食べたばっかりなのにまたサンマを買ってしまいました。

それでヒカル先生の食卓は2日連続でサンマが並んだのですが、安くて美味しいサンマは最高です。

しかも新鮮で旬なサンマは脂も乗っていますし、ヒカル先生はハラワタも美味しく食べてしまいます。

 

このハラワタのちょっと苦いところが旬のサンマの醍醐味ですからね。

と、美味しくご飯を食べ終わったヒカル先生ですが、ふとあることを思い出しました。

 

それは・・・

「子供の頃はサンマが苦手だったな。その原因は苦いハラワタだった。」

と、こんなことを思い出してしまい、ただいまこのコラムを書いています。

 

皆さんも子供のときは苦手だったのに、大人になったら好きになった食べ物があるでしょう。

しかもそれは苦味や酸味など、ちょっと刺激の強い味ではありませんか。

 

ちょっと不思議に思われるでしょうが、このような味覚の変化は大人になれば誰にでも起こる正常反応です。

いわゆる老化現象のひとつですから心配することはありません。

 

ですが、味覚の変化は場合により病気が潜んでいる可能性もあるんです。

そこで今回のコラムでは味覚が変化する理由を解説していきますよ。

 

味覚の変化

味覚の変化

味には「苦味」、「酸味」の他に、「甘味」、「塩味」、「旨味」の5つがあり、味覚の基本味と言います。

 

この基本味を感じる部位は「舌」ですが、もう少し正確に言うと「味蕾(みらい)」という器官がセンサーになって味を感じ取ります。

この味蕾がある主な場所は、舌のぶつぶつした乳頭であり、大人の舌の乳頭には約5000個の味蕾があります。

 

また味蕾は舌だけではなく「喉」にもあります。

「喉ごしが良い」というビールの美味しさを表す言い回しがあるように、上あごの奥の軟らかい部分である軟口蓋と奥の喉に、合わせて約2500個の味蕾があります。

 

よって、大人には約7500個の味蕾があることになりますね。

ところがこの味蕾の数が一番多いピークはいつかというと、なんと胎児~乳幼児なんです。

 

味覚は赤ちゃんのときが一番発達していて、味蕾の数は約1万個もあります。

それが大人になっていくうちに、老化現象で段々と味蕾細胞が減少していくのです。

 

味蕾が減少すれば、味を感じる感覚が鈍くなります。

それで大人になっていくと、子供のころに苦手だった苦味や酸味を苦にしなくなって、むしろ好きになってしまう味になるのです。

 

ちなみに、子供のころに嫌いだった食べ物が大人になると好きになる現象にはもう一つ理由があります。

こちらは「経験による記憶」です。

 

苦味や酸味は刺激が強いですから、子供の脳は「毒」や「腐敗」というような危険なものと判断します。

しかし成長していくと色々な料理を食べて様々な味を覚えていきますから、その経験によって苦味や酸味は安全であると脳が学習していくのです。

 

味がおかしいと思ったら

味がおかしいと感じたら

味蕾の減少や経験によって味の好みが変わってくることは自然な現象です。

 

ですが、「最近なんだか味が薄く感じる、味がわからない、まずく感じる」という場合は注意が必要です。

この現象は「味覚障害」と呼ばれます。

 

味覚障害は男性よりも女性に多く、女性は40歳、男性は50歳を超えたあたりから増え始めます。

一般的な老化による味覚障害では、「塩味」を感じにくくなります。

 

高血圧や痛風の方はとくに塩分の取り過ぎは厳禁ですが、味が薄いからと言って醤油やソースなどの調味料の掛け過ぎには注意してください。

 

味覚障害の原因には色々あるのですが、最も多い原因は「亜鉛不足」です。

 

「もしかしたら味覚障害かな」と感じたら、亜鉛を含む食べ物を積極的に食べるようにしましょう。

 

亜鉛が豊富な食べ物の代表はヒカル先生も大好きな「カキ」です。

 

その他には「しいたけ」「煮干し」「豚レバー」「牛肉の赤身」「チーズ」「納豆」なども亜鉛が多く含まれています。

ビタミンCやクエン酸、動物性たんぱく質を一緒に食べると亜鉛の吸収がよくなりますので、カキフライにレモン汁を掛けて食べれば鬼に金棒ですね。

 

ちなみにカキは生食用でも食当たりを起こす場合がありますから、カキフライなどの加熱料理がおススメです。

 

食中毒の原因となるほとんどの菌は75度以上で1分以上、中心部まで熱を通すことで菌を死滅できることも覚えておきましょう。

 

食中毒についてはコチラもご覧ください。
食中毒が治るまで休んでいる時に知っておくべきこと

 

しかし、亜鉛を摂取しても味覚障害が治らない場合は他の原因が考えられます。

例えば、唾液減少や口呼吸などによる口腔の水分不足、鉄分不足からの貧血などです。

 

さらにもう一つ考えられることは、「薬の副作用」です。

高齢になると様々な病気を患い、複数の薬を長期間に渡り服用している方も多くなります。

薬の中には亜鉛を体外に排出する働きがあり、亜鉛不足の原因は薬ということがあるのです。

 

とくに高血圧、糖尿病、心臓病の薬には、利尿作用で亜鉛が排出、亜鉛の効果を低下させる薬がたくさんあります。

そのほか、口内炎や歯周病などで口の中の状態が悪い人も味覚障害を起こしやすいですよ。

 

これらに思い当たる人は早めに医療機関を受診してください。

 

まとめ

味覚の変化まとめ

いかがでしたか。

 

今回ヒカル先生はサンマのハラワタが美味しいという話から、大人になると味の好みが変化することは正常というお話をしました。

美味しい食べ物を味わうことは人生の楽しみのひとつです。

 

とくに秋の味覚はサンマを始め、とても美味しい食材が目白押しです。

そんな旬の食材や食事をいつまでも楽しむためにも、五感のひとつである「味覚」はとても大切にしたいものです。

 

でも、そんな大切な味覚が味覚障害に陥ってしまっては、人生の楽しみがひとつ失う羽目になってしまいます。

また味覚障害の怖いところは、食べ物の味に鈍感になって腐敗、カビ、毒素など危険物を気付かずに食べてしまうことです。

下手をすると命のかかわる事態になりかねません。

 

ですから今回のコラムでヒカル先生は、これも健康情報のひとつとして味覚が変化する理由と味覚障害を紹介してみましたよ。

それでは皆さんも5つの味覚、「甘味、塩味、酸味、苦味、旨味」をいつまでも楽しく味わってくださいね。

 

うん?

「私は辛いのが好きなんだけど、辛味は味覚ではないの?

という声が聞こえたような。

 

実に良いところに気が付きました。

それでは今回の最後に辛味について触れておしまいにしましょう。

 

結論から言うと、辛味は味覚ではありません。また渋柿や赤ワインなどの渋味も味覚ではありません。

辛味や渋味は口腔の触覚であり、それに加えて温覚、冷覚、痛覚などの神経感覚なんですよ。

 

そうそう、辛い食べ物の食べ過ぎは味蕾を破壊して味覚障害を引き起こしますからほどほどにしましょうね。

それでは皆さん、食べ過ぎには十分に気を付けながら秋の味覚を存分に味わいましょう。

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