酸素は毒ガス? 活性酸素や抗酸化作用とはどんなこと?

酸素は毒ガス?活性酸素や抗酸化作用とはどんなこと?
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酸素は毒ガス?

酸素は毒ガス?

このコラムの常連の皆さんなら耳にタコが出来てしまうほど、ヒカル先生はいつも血行改善や血液の働きの話をしています。

 

簡単に説明すると、

健康の3本柱は「適度な運動、バランスの良い食事、禁煙」ですが、このどれもが血行改善を目的としており、血液は私達の全身を隈なく巡り、身体の細胞ひとつひとつに栄養素や酸素、熱、ホルモンなどを運んでいます。

と言った話ですね。

 

ヒカル先生はこの話をあちらこちらでよく話しているのですが、最近、ある少年達から面白い話を聞いてしまいました。

ちょっとそのときの話の一文を紹介しましょう。

 

「ヒカル先生、酸素は地球上で一番の毒ガスなんだって。」

・・・酸素が一番の猛毒かどうかはヒカル先生も分かりませんが、確かに酸素は酸化力が強く、濃い酸素を吸うと酸素中毒から死に至る場合もあります。

 

また酸化反応で炭素や水素など様々な分子と化合物を作り、炎を激しく燃焼させる物質です。

ちょっと面白い話だなと感じたヒカル先生は、「ひょっとして理科の実験で先生から面白い話を聞いたのかな?」とその少年達に話を聞いてみました。

 

するとさらに意外な話が展開してしまいました。

実はこの酸素が毒という話、ヒカル先生が20年近く前に読んでいた漫画の一コマだったんです。

 

週刊少年チャンピオンという漫画雑誌には、今でも「範馬刃牙」という主人公が登場する格闘漫画が掲載されていますが、2018年から「刃牙」シリーズの第二部「バキ」がTVアニメで放送されており、ただいま最凶死刑囚編の真っ最中らしいです。

 

その敵キャラである「柳 龍光」は、空気中に含まれた酸素濃度を6%程度まで下げることができ、この酸素で主人公の刃牙を一瞬でKOしたのです。

ヒカル先生にとっては遥か昔の懐かしい話ですが、今年放送のTVアニメで初めて見た少年達にとっては新鮮な話です。

 

意外なところで世代を超えた話題が繋がった瞬間でした。

と、今回はもしや「バキ」の話を延々とするのでは?

という前振りになってしまいましたが、流石にこれは止めときます。

 

その代わりに今回は、酸素の雑学として活性酸素や抗酸化作用についてお送りすることにしましたよ。

 

活性酸素と酸化

活性酸素と酸化

最近、「活性酸素は身体に悪い」とか「身体の酸化を抑える抗酸化作用」なんて言葉を聞く機会が増えましたよね。

 

いまや活性酸素による酸化はストレスやタバコに匹敵するほどの身体に悪いと、世間一般に広く浸透してきました。

でもちょっと冷静に考えてみると、「活性酸素って何?」「身体の酸化ってどんなこと?」という感覚もあることでしょう。

 

活性酸素のことを正確に説明しようとすると、化学物質やら化学記号を使うことになってとっつきにくい話になってしまいます。

そこで今回ヒカル先生はなるべく簡単に説明しますよ。

 

私達は食べ物や飲み物を摂取することで「栄養素」を身体に取り込みます。

呼吸によって空気を吸い込み、空気中に約20%含まれている「酸素」も身体に取り入れます。

 

そして身体は、酸素を燃焼することで栄養素をエネルギーに変えていくのですが、このときに「酸化」が起こり、約2%の酸素は「活性酸素」に変化するのです。

 

酸素は他の物質と結合しやすい性質がありますが、例えば二酸化炭素は酸素と炭素の結合物ですし、水は酸素と水素の結合物ですね。

このような化学反応も「酸化反応」ですが、鉄がサビてくるのも酸化ですし、時間がたつと食べ物の色や味が変わるのも酸化が原因のひとつです。

 

栄養素が酸化によってエネルギーと活性酸素が作られるときに、不要物となる二酸化炭素も作られます。

しかし活性酸素は不要物というわけではなく、ちゃんとした役割を持っているのです。

 

それは活性酸素の強い殺菌力によって、体内に侵入した細菌やウィルスを退治することです。

しかも活性酸素は、古い細胞や損傷した細胞を分解することで新しい細胞の生成を促しますから、身体の活性化という意味ではなくてはならない物質なのです。

 

ところが!

活性酸素の増えすぎは身体に悪影響を及ぼし、正常な細胞や遺伝子なども攻撃してしまいます。

 

そして、過剰な活性酸素によるダメージによって、身体の老化は加速していきます。

また、動脈硬化や糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病、認知症や関節リウマチ、そしてガンなどの原因になるとも考えられています。

 

活性酸素は私達の身体が生み出しますが、私達の身体には活性酸素から身を守るための酵素が備わっています。

しかし、活性酸素に対する防御力は20代がピークであり、抗酸化酵素は加齢とともに弱まってしまうのです。

 

ちなみに活性酸素が増大する要因には、睡眠不足、ストレス、タバコなどが挙げられます。

さらに、暴飲暴食、食品添加物、紫外線、排気ガスに含まれる有害物質なども大きな要因となります。

 

抗酸化作用とは

活性酸素と酸化

活性酸素を考える場合は、運動については注意が必要です。

 

運動不足はもちろん活性酸素を増やす要因ですが、実は激しい運動も活性酸素を多く発生させます。

その理由は、激しい運動は大量のエネルギーを必要とするために、大量の酸素を消費して必然的に活性酸素も多く生成してしまうからです。

 

これが引退後のプロスポーツ選手の多くが健康障害に悩まされる要因のひとつでは、とヒカル先生は考えています。

しかし、ウォーキングのような適度な運動ならば、活性酸素を抑制する酵素の働きを強め、いわゆる抗酸化作用が期待できます。

 

これがヒカル先生が適度な運動としてウォーキングを勧める理由のひとつです。

ちなみに抗酸化作用とは、「酸化に抗う(あらがう)」と書きますが、活性酸素を抑制する働きのことです。

 

抗酸化作用はウォーキングだけではなく、食品からも獲得することができますので、次に身体の酸化を防ぐ抗酸化物質と抗酸化食品を紹介しましょう。

抗酸化といえば、何と言っても「若返りビタミン」と呼ばれるビタミンCとビタミンEです。

 

ビタミンCは、苺やキウイフルーツ、ブロッコリー、イモ類が豊富です。
ビタミンEは、ナッツやアーモンドなどの豆類、カボチャやモロヘイヤなどに多く含まれています。

また、人参やトマトなど緑黄色野菜に豊富に含まれるベータカロチンは体内でビタミンAに変わりますが、こちらもおススメです。

 

牡蠣や牛肉に多く含まれる亜鉛、レバーや甲殻類に多く含まれる、まぐろやサバなどの魚介類に含まれるセレン、玄米や豆類に含まれるマンガンなども抗酸化作用が期待できます。

 

他にも緑茶のカテキン、紅茶のテアフラビン、コーヒーのクロロゲン酸なども良いですよ。

 

とヒカル先生はズラズラと色々な食品を挙げてみましたが、皆さんは「抗酸化食品ってけっこうたくさんあるな~」と感じたことでしょう。

そうなんです。

 

実は抗酸化作用が期待できる食品って特別な食材ではなく、普段私達が食べている野菜や果物、お肉やお魚などです。

でも、どちらかというとメインのおかずと言うよりも、前菜や副菜、添え物に使われる食材が多いですね。

 

で、ヒカル先生が何を言いたいかと言うと、色々な食材をバランスよく食べましょうということです。

なにしろバランスの良い食事は健康3本柱のひとつですし、血行改善だけではなく抗酸化作用も期待できるってことになりますからね。

 

ですが、色々な食材をバランスよく食べると言っても食品添加物が過剰に含まれている食品はなるべく控えましょう。

例えばスナック菓子やインスタントラーメン、炭酸ジュースなどは活性酸素を過剰に作ってしまいますからね。

 

まとめ

活性酸素と抗酸化作用とは・まとめ

今回お送りした活性酸素と抗酸化作用ですが、もしかしたら元気な若い人は気にならない話かも知れません。

 

ですが若いころから活性酸素を強く生み出す生活をしていたり、食品添加物が多く含まれた食材が好きでたくさん食べていると、50歳ころになって泣きをみてしまうかも知れませんよ。

ですから、なるべく若いうちから抗酸化食品を積極的に食べるクセをつけておくことをヒカル先生はおススメします。

 

いかがでしたか、皆さん。

今回の冒頭はまさかまさかの漫画の話がありましたが、終わってみれば大変タメになるお話だったでしょう?

ヒカル先生はコラムの中でよく雑談や雑学を紹介していますが、実はこれには大きな理由が隠されています。

 

それは何かと言うと・・・

面白いとニコニコ笑うことは、活性酸素の生成を抑えるなどとても良い健康効果があるからです。

それで今回は前振りで漫画の話を紹介してみましたが、面白いとニコってされた方はヒカル先生の思うツボ、という訳ですね。

なんて冗談も健康によいですから、皆さん次回もお楽しみに!

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