1日が25時間だったらヒカル先生は

本日は1月25日、ついこの間まではお正月だったのに、あと1週間で2019年の1月が早くも終わりを告げようとしています。
いや~、月日の流れは年を重ねるほど早く感じると言いますが、40代のヒカル先生はしみじみとこの言葉の意味を実感するようになりました。
「1日24時間がせめて25時間であれば良いのに・・・」
ふと、こんな無理なことを考えてしまうヒカル先生ですが、もし本当に1日が25時間になったなら、増えた1時間でヒカル先生は何をするでしょう?
健康マニアのヒカル先生は何と言っても健康第一ですから、この増えた1時間をやっぱり健康のために費やすことになるでしょうね。
例えば、睡眠時間に当てるとか!
おい! と皆さんからツッコミを受けてしまいそうですが、これにはちゃんとした理由もあるんですよ。
普段から1日に1万歩のウォーキングをして、食事もバランス良く摂っているヒカル先生ですが、いかんせん何かと忙しい社会人です。
眠りにつく時間は真夜中の12時位、そして5時半には起きなくてはなりません。
そうすると1日の睡眠時間は5時間半、ちょっと早めに寝るときもありますが、それでもせいぜい6時間ですから睡眠時間としてはやや少ないです。
ヒカル先生はちょっと高級な寝具を使うなどして睡眠の質を高めていることもあり、日中に眠気を感じることはありません。
ですが新陳代謝の働きを十分に享受するには、あと1時間は睡眠時間を確保したいと思っています。
なにしろ新陳代謝は身体を若々しくする大切な身体の機能ですからね。
ところで皆さん、代謝には大きく分けて「新陳代謝」と「基礎代謝」があるのですが、両者の働きや違いは意外と知られていません。
ともに代謝という言葉がついた新陳代謝と基礎代謝は、ともに健康で美しい身体を保つ大切な機能ですが、別々の働きを担います。
そこで今回ヒカル先生は、新陳代謝と基礎代謝を詳しく紹介していきますよ。
体を若々しくする新陳代謝

代謝とはある物質を他のものに変換することです。
新陳代謝を簡単に言ってしまえば、「身体の細胞の生まれ変わり」です。
もっとわかりやすく具体的に言えば、爪や髪が生えたり肌の再生といったことです。
また汗によって老廃物を排出したり、尿や便による排泄も新陳代謝が大きく関わっています。
新陳代謝の働きはこれだけではありません。
人体には爪や肌といった表面を覆う部分だけではなく、筋肉や骨、心臓や肝臓などの内臓だってありますが、これらも新陳代謝で生まれ変わるのです。
人体は何十兆もの細胞で構成されておりますが、なんと3ヶ月程度で新しく生まれ変わるとおっしゃる医師や学者さんもいらっしゃるほどです。
注意:骨が完全に入れ替わる期間は約3年という意見が主流です。
いかがですか、皆さん。
人体にはもともと新陳代謝という若返り作用が備わっているのです。
ヒカル先生が新陳代謝の働きをもっと享受したいという意味が、皆さんもつくづくと納得されたでしょう。
しかし、残念なことに新陳代謝の働きは25歳ころがピークであり、年を重ねると徐々に下がってしまいます。
つまり25歳以上の大人の身体は、新陳代謝による若返り作用と老化現象がせめぎ合っているわけです。
それで徐々に新陳代謝よりも老化現象の方が優位になっていき、どうしても老けてしまうことになるのです。
ですが、こんなすごい新陳代謝ならば少しでも高めたい、維持したいというのは誰もが願う本音でしょう。
分かりますよ。ヒカル先生は皆さんの気持ちが。
そこでひとつ、とてもお手軽な方法を紹介しましょう。
新陳代謝には人体から生成されるホルモンのひとつである「成長ホルモン」が大きな影響を与えています。
新陳代謝が25歳をピークに徐々に下がっていくのは成長ホルモンの分泌減少が大きな要因ですが、あることをすると分泌が促進されるのです。
それは何かというと、午後10時~午前2時に良い睡眠をとることです。
この午後10時から午前2時は眠りや新陳代謝のゴールデンタイムと呼ばれ、成長ホルモンがもっとも分泌する時間帯です。
良い子だけではなく健康や美容が気になる方は、なるべく午後10時のお休みを目指しましょう。
良い睡眠に興味がある方はコチラもどうぞ
健康な身体を作る基礎代謝

基礎代謝は「生命維持のために使われる最低限のエネルギー」であり、呼吸や体温維持、心臓の鼓動などの働きです。
そんな基礎代謝は1日のエネルギー消費において、なんと60~70%も占めます。
1日の必要エネルギー量が2500キロカロリーの成人男性であれば、1500~1750キロカロリーは基礎代謝で消費してしまうのです。
ちなみに運動によって消費されるエネルギーは通常20~30%程度です。
残りの10%程度のエネルギーは、食事誘発性熱産生と言って食事で摂取したエネルギーの消化・吸収に使われます。
このように人は運動を全くしなくとも、エネルギーの大部分を消費することができます。
何もしなくとも時間がたてばお腹が減ってくるのは、いたって正常な働きという訳ですね。
しかし!
皆さん、ヒカル先生に騙されてはいけません。
ヒカル先生は今、とても巧妙?な言葉のトリックを使ったのです。
さきほどの例は、標準的な食事量で適正な活動量、体重の増減がほとんどない方の場合です。
暴飲暴食を続けて摂取カロリーが過剰だったり何日も身体を動かさなければ、消費できなかったエネルギーは体脂肪になって身体に蓄えられます。
体重は「摂取カロリー = 消費カロリー」ならば増減することはありません。
「摂取カロリー > 消費カロリー」ならば体重増加するというシンプルな仕組みですからね。
よって基礎代謝と食事誘発性熱産生で1日の摂取エネルギーの大部分を使い切れると考えるのではなく、「運動をしないと摂取エネルギーは使いきれない」と考えましょう。
また運動によって筋肉がついてくると、基礎代謝によるエネルギー消費量も筋肉量に比例して増えていきます。
基礎代謝は新陳代謝と同じように年齢を重ねるほど低下していきます。
身体に大きな負担を掛ける運動の必要はありませんが、基礎代謝を高めるためにも日頃からコツコツと身体を動かすようにしましょう。
基礎代謝が高い人ほど無理なダイエットをすることなく体重を維持しやすく、健康はもちろん美容効果も高まりますからね。
まとめ

いかがでしたか。
今回ヒカル先生は新陳代謝と基礎代謝にスポットを当ててみましたが、その違いを初めて知ったという方も多いでしょう。
ちなみにダイエット効果を高めるには「新陳代謝を高めましょう」、というのは間違いです。
正しくは「基礎代謝を高めましょう」が正解ですよ。
なお基礎代謝を上げる方法は運動や筋トレだけではありませんので、簡単な方法を4つ挙げてみましょう。
・朝起きたらコップ1杯の水を飲む
・一日3食バランス良く食べる
・温かい食べ物を食べる
・お風呂にゆったりつかる
いかがですか。どれも本日から実践できる簡単なものですよね。
極端な話では寒いところにいるだけでも基礎代謝は上がりますが、これは体温を上げるために基礎代謝が活発になるためです。
こちらは風邪などを引くリスクもありますので参考情報と考えてくださいね。
・・・うん?
「そんなの当たり前にやっているよ!」という声が聞こえたような・・・
そうでした。
このようなことはヒカル先生がいつも口酸っぱく言っていることばかりですから、このコラムの常連の皆さんなら耳にタコができた話ですよね。
それなら話ついでにこちらの話もしてしまいましょう。
運動や温かい食事、入浴の目的を突き詰めていくと、「血流促進で身体の芯から温める」ことに行きつきます。
ヒカル先生はいつも血行の大切さを皆さんにお伝えしていますが、それには基礎代謝を上げることも目的のひとつなのです。
血流促進によって新陳代謝も促進されますから、身体の血行改善が進むに従い、若々しく健康的な身体を保つことができるという訳ですね。
そしてそんなヒカル先生が行き着いたのが、毎度のようにおススメしている電気磁気治療器ですよ。
それでは皆さんの耳のタコがさらに大きくなったところで、今回はこれにておしまいにしましょう。