食べられそうな恵方巻でもなぜ廃棄に!? 賞味期限と消費期限の違いとは

恵方巻の廃棄から考える賞味期限と消費期限の違いとは
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2月3日の節分

2月3日の節分

この間の日曜日、2月3日は節分の日。

節分は日本に古くから伝わる厄や災難をお祓いする行事です。

 

関東に住まうヒカル先生は節分というと、「鬼は外! 福は内!」の豆まきを真っ先に連想しますが、ここ数年は豆まきよりも恵方巻のイメージが浸透してきましたね。

 

もともと近畿地方では節分の日に太巻きを食べる風習があったのですが、生粋の関東人であるヒカル先生も、ここ数年は節分の日に恵方巻を食べるようになってきました。

恵方巻の食べ方は、その年で最も縁起が良いとされる方角(恵方)を向いて、願い事を思い浮かべながら一気に丸かじりが良いとされています。

 

ですがヒカル先生・・・恵方巻を1本丸ごと食べることがとても苦手です。

もちろんヒカル先生だって、丸ごと1本食べる意味には、「縁を切らない」という意味があることは重々承知しています。

 

それに恵方巻は色々な具材がありますから、美味しそうな恵方巻を何本か買ってきて、それぞれの味を皆で楽しみたくはありませんか。

と、ヒカル先生はついつい包丁を取り出して食べやすい大きさにしてしまいます。

 

ヒカル先生は、「大丈夫、恵方巻を切る位ではヒカル先生の縁はやわじゃない!」と念じながら食べておりますが、今のところ問題なさそうですので、多分これからも切って食べるでしょう。

皆さんも良かったらヒカル先生の食べ方をマネしてみてください。

 

ちなみに、ここまで全国的に流行ることになった恵方巻ですが、この仕掛け人は誰かというと、あのセブンイレブンです。

広島県のセブンイレブン関係者の一人が近畿地方で節分の日に恵方巻を食べる風習を知り、まずは広島県のセブンイレブンから始めて全国のセブンイレブンに広めたそうです。

 

そして2003年頃には他のコンビニやスーパーにも拡大して、いまや日本全国まで恵方巻の風習が根付いたという訳です。

 

恵方巻の廃棄問題

恵方巻の廃棄問題

関西大名誉教授の宮本勝浩先生によると、恵方巻の経済効果は年間で約257億円にもなるそうです。

 

しかし、食品のイベントが全国区になれば、ある問題が全国で発生することになります。

それは何かと言うと、「食品廃棄問題」です。

 

「恵方巻は需要に見合う数を販売するように」と、2019年1月に農林水産省の通知がありました。

しかし、節分の翌日である2月4日になってみれば、恵方巻の売り残り試算は16億円なんてニュースを耳にした人も多いことでしょう。

 

以前から恵方巻の大量廃棄問題は指摘されており、農林水産省の通知もあった今年ですが、またもや大量の恵方巻が処分されることになります。

う~ん、クリスマスのケーキもそうですが、まだまだ食べられそうな食品が廃棄とは、なんともったいないと感じてしまいます。

 

もちろんお店の方々だって完売を目指し、割引シールを貼る等でなんとか売り切ろうと頑張っています。

ヒカル先生だって割引シールの恵方巻を買い物カゴに入れて、お店の方々への協力は惜しみませんよ。

 

ですが、どうしても売り残る食品は出てしまい、消費期限が過ぎた食品は廃棄しなくてはなりません。

廃棄された食品は家畜のエサなどにリサイクルされますが、大部分は焼却処分です。

 

つまり消費期限が過ぎたほとんどの食品は再利用されることなくゴミとなり、私達の税金を使って処理することになるのです。

 

賞味期限と消費期限

賞味期限と消費期限

私達がスーパー等で買う食品には、「賞味期限」か「消費期限」を示す日付が表示されています。

 

賞味期限と消費期限はともに、「未開封の状態で、定められた保存方法により保存した場合の期限」のことですが、賞味期限と消費期限には大きな違いがあります。

<賞味期限>

袋や容器を開封せず定められた方法で保存していた場合に、「この年月日までは、品質が変わらずにおいしく食べられる」期限が賞味期限です。

賞味期限の対象は、おおむね5日を超えて品質が比較的劣化しにくい食品です。
(スナック菓子、即席麺、缶詰、ペットボトル飲料、チーズ等)

製造してから3ヶ月以内が期限となる食品は1日単位で表示。

3ヶ月を超えた保存が可能な食品は月単位で表示ですが、メーカーの裁量によって日単位で表示している食品もあります。

このように賞味期限の決定権は製造者にあります。

製造者は万一の安全を考慮して、賞味期限を短めに設定しています。

その係数は70~80%といったところですので、本来ならば10日は持つ食品であっても7日や8日間で賞味期限となります。

よって賞味期限が過ぎた食品であっても、すぐに食べられなくなるわけではありませんが、本当に食べても大丈夫かの判断は自己責任になります。

 

<消費期限>

袋や容器を開封せず定められた方法で保存していた場合に、「この年月日までは、安全に食べられる」期限が消費期限です。

消費期限の対象は、おおむね5日以内で品質の劣化が早い食品です。

(恵方巻、ケーキ、お弁当、サンドイッチ、生麺、食肉等)

消費期限も賞味期限と同様に製造者が決め、やはり安全率をみて70~80%を掛けていますが、期限を過ぎた食品は食べないほうが良いでしょう。

とくに刺身などの生もの系は要注意です。

変色や腐敗臭、ぬめりなどが無いから大丈夫、と自己判断して食あたりになってしまっても、当然に自己責任です。

なお、期限が過ぎた商品を販売することは法律で禁じられています。

もし、「安全率をみているからあともう少しは大丈夫」と販売した場合、例え格安販売でも、食べても健康被害がなかったとしても、それは違法行為として罰せられます。

 

賞味期限と消費期限は似たような言葉ですが、それぞれが表示している日付がもつ意味はまったく違います。

 

また、期限内であっても食品を開封した場合は、一気に劣化のスピードが速まりますから、開封した食品はなるべく早く消費するようにしましょう。

賞味期限と消費期限のイメージ

※農林水産省ホームページより引用

しかし、全ての食品に賞味期限または消費期限が表記されているわけではありません。

 

たとえば、アイスクリーム類には期限表示をしなくても良いとされています。

他にも長期間品質が変わらない食品である砂糖や食塩、酒類、氷なども期限表示を省略できるのです。

 

あと、面積が30㎠以下の容器または包装の加工食品も期限表示を省略できますので、こちらもついでに覚えておきましょう。

 

まとめ

賞味期限と消費期限の違い・まとめ

いかがでしたか。

 

今回はいつもの健康情報はお休みして、ヒカル先生がこの間の節分の恵方巻で感じた出来事をコラムにしてみました。

そして賞味期限と消費期限にも言及してみましたので、まだまだ食べられそうな食品でも廃棄しなくてはならない理由をご理解いただけたかと思います。

 

しかしながら、ここ数年は物価上昇にて色々な食材がちょくちょく値上げになり、値段は据え置きでも量が減っていたりしています。

お給料がそのままだとしたら、家計に占める食料費の割合が少しずつ上昇していくわけです。

 

それでヒカル先生はちょっと?せこいところがありますから、スーパーの見切り品の半額シールを見かけると、この機会を逃すまいとついつい食べきれない量の食材を買ってしまいます。

まぁ、ヒカル先生に限らず皆さんだって、少なからずこのような買い物をしてしまうことがあるでしょう。

 

そんなときは食品を冷凍庫に入れて冷凍保存すると、食品の劣化を遅らせることができます。

お肉やお魚、炊いて余ったご飯なども冷凍できますから、食品廃棄を防ぎながらお財布を傷めない、とても有効な手段です。

 

ですが冷凍保存はあくまでも自己責任の保存法ですから、消費期限が伸びると勘違いしてはいけませんよ。

また冷凍した食品であっても、いつまでも持つわけではありませんから、なるべく早めに消費しましょうね。

 

それでは、今回のコラムはこの当たりで失礼して、ヒカル先生は冷凍庫の食材をチェックしてきます!

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