人には感染しないけど、豚コレラが大問題になっています

人には感染しないけど、豚コレラが大問題になっています
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ヒカル先生の食事事情

ヒカル先生の食事事情

ヒカル先生はかれこれ10年以上となりますが、お肉をあまり食べないようにしています。

 

その理由はもちろん宗教上の理由ではなく、ベジタリアンという訳でもございません。

お肉を控えるようになったのはヒカル先生が30歳位のころ、もともとお肉はそんなに好きではなかったので、物は試しと軽い気持ちでお肉を控えてみました。

 

すると、みるみると体調が上向いてきたんです。

1週間もしないうちに胃腸の調子が改善されて、ちょっと汚い話ですが便の形や色は理想的に、おならの臭いもマイルドになってきました。

しかも、それまで感じていた肩や背中のコリも穏やかになるなど、予想以上の効果を実感してしまいました。

 

元々日本人は穀物を主食としており、肉食文化が広まったのは明治時代と言われています。

日本人の内臓は欧米人に比べ肉食に適していないと言われている理由が、ヒカル先生の身を持って知ることになりました。

日本人の肉食の起源を知りたい人はコチラ
日本人の歴史から肉食と健康を考える

 

それでヒカル先生の家では、現在でもお魚と野菜が中心の食事メニューとなっています。

 

でもお肉はタンパク質やビタミンなどの栄養素が豊富な食材です。

そこでヒカル先生はお肉を完全に排除することはせず、ラーメンに入っているチャーシュー、野菜炒めの中に入っていたお肉など、少量ならばOKとしました。

 

なにしろ、残してしまってはせっかく料理を作ってくれた人に対して失礼ですし、食材となった動物達に対しては食べることが供養ですからね。

 

それにこの適度な緩さが物事を継続する秘訣です。

もし決めたことが長続きしないと悩んでいる方がいらっしゃれば、ちょっと自分に甘いルールを設けてみると良いですよ。

 

ちょっと話題が逸れてしまいましたが、お肉をあまり食べない食生活を10年以上続けているヒカル先生ですから、もし食卓にお肉が並ばなくなったとしても個人的には問題はありません。

しかしここ最近になって、ヒカル先生でも無視できないお肉に関わる問題が出てきました。

それが今回取り上げる「豚(とん)コレラ」です。

 

豚コレラ

豚コレラ

コレラと聞くと、衛生環境がよくない発展途上国において発生する感染症と答える方が大半だと思います。

コレラ菌は体内の水分を大きく失うほどの下痢を引き起こし、重度の脱水症状と電解質の喪失により命を失うこともある危険な病気です。

 

しかし、人間が掛かるコレラと豚コレラは全くの別物であり、人間が豚コレラに感染することはありません。

万一、豚コレラに掛かった豚やイノシシの肉や内臓を食べたとしても、人に悪い影響は起こらないとも言われていますので、ここはどうぞご安心ください。

 

それでは本題に入りますが、豚コレラ問題はちょうど1年前に始まった問題です。

 

2018年9月、日本国内では26年ぶりに豚コレラに感染した豚が岐阜県の養豚場で発見されました。

その後、豚コレラは岐阜県に近い愛知、三重、福井、長野と拡がり、このコラムを執筆している時点では大阪、滋賀、埼玉でも確認されています。

 

豚コレラは人間の健康には問題なくとも、家畜の豚が1頭でも感染すれば養豚業者の方々は大変な損失を被ります。

なんと、養豚場で飼育されている豚で殺処分された頭数は、1年間で13万頭を超えるそうです。

関係者は必死の対策をしているにも関わらず、残念ながら豚コレラは拡大の一途を辿っていると言わざるを得ない状況です。

 

豚にとって豚コレラはとても恐ろしい病気です。

急性豚コレラであればわずか10~20日で死に至り、慢性豚コレラであっても30日位で死亡してします。

豚コレラに感染すると、便秘や下痢、発熱、呼吸障害などのよくある症状が表れます。

 

このよくある症状というのがやっかいなもので、熱中症と誤診してしまうなど、発見の遅れに繋がります。

そして豚コレラはとても強い伝染力があり、感染した1頭の豚の唾液や糞尿に含まれたウイルスから、養豚場の豚全体に感染が拡がってしまいます。

 

そのため、たった1頭の豚が感染しただけでも、飼育している全ての豚を殺処分しなくてはならない事態となるのです。

 

豚コレラの感染ルート

豚コレラの感染ルート

豚コレラは高い致死率と伝染力が特徴ですが、そもそも豚コレラのウイルスはどこからやってきたのでしょうか。

 

農林水産省が豚コレラのウイルス媒介として睨んでいるのが、日本全国で約90万頭生息しているといわれている野生のイノシシです。

豚コレラに感染したイノシシが養豚場の近くにやってきて、家畜の豚に感染した可能性がもっとも高いと考えられています。

イノシシの生息域を通った人や車にウイルスが付着して運ばれることや、イノシシに接触したネズミやハエがウイルスを運ぶこともあるでしょう。

 

ちなみに2018年9月に岐阜県で豚コレラが発見される前、6月下旬の段階で野生のイノシシの死亡数が多かったことも、イノシシが関係していることは間違いないとみられています。

 

養豚場ではイノシシの侵入を防ぐための防護柵を設置、イノシシにワクチン投与などの対策をしています。

しかしながら野生のイノシシは縄張りを持たず、餌場を求めてあちこちを回遊します。それに力も強いうえに頭もよい動物です。

 

人間がイノシシの動きを制御なんてことはとても無理な話ですから、これは考えれば考えるほど大変な問題ですね。

 

それにしても、養豚場の豚を感染させたのはイノシシとしても、そのイノシシを豚コレラに感染させた存在があるはずです。

 

実は、ここに大変な問題が隠されていました。

なぜなら今回の豚コレラ問題に関しては、人間が原因と言っても差し支えありません。

 

なんと人間の手によって安易に持ち込まれた海外の肉製品に、豚コレラウイルスが含まれていたのです。

その肉の食べ残しを野生のイノシシが食べてしまい、海外の豚コレラが日本で発症したというわけです。

つまり、今回の豚コレラウイルスは、かつて日本国内で発症していた豚コレラウイルスとは別物なのです。

 

なお、海外旅行や出張が多い方なら、今年の春ごろから空港で肉製品の持ち込みチェックが厳しくなったことにお気づきでしょう。

 

政府は2019年4月22日から、海外からの肉製品の違法な持込みへの対応を厳格化しました。

肉製品の不法な持込みにより逮捕されることもあり、違反者には3年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。

 

詳しくは「動物検疫」のホームページをご覧ください。

 

まとめ

豚コレラについてまとめ

豚コレラ問題は、ここ最近になってニュースに取り上げられることが多くなりました。

 

そこで今回ヒカル先生はいつもの健康情報ではなく、豚コレラ問題をお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。

豚コレラ問題に関しては、私達が何かをすれば防げると言う訳ではありませんが、ヒカル先生は一人一人が正しい知識をもつことは大切だと思います。

 

例えば、空港職員にお土産として買った肉製品を取り上げられては、怒りの感情のひとつも沸いてくるでしょう。

しかし、海外から持ち込まれた肉製品から日本で豚コレラが発症したと知ると、物事の捉え方は変わって自らの非を認めざるを得ませんよね。

 

むやみに野生動物に人間の食べ物を挙げたり触ったりすることも、自然の生態系に干渉する危険な行為だとの理解も出来ます。

このように正しい知識を持つと物事の判断に大きな影響を与え、行動も変わってくるものです。

 

それでは今回はこの当たりでお終いとなりますが、最後に繰り返し大切なことを伝えます。

 

豚コレラは人には感染しません。豚コレラのお肉を食べたとしても、人の健康には影響はありません。

風評被害などにはくれぐれもご注意をお願いします。

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